こんにちは。ひとりで.comです。
みなさん、ネ申Excelとか神Excelと呼ばれるExcel(エクセル)をご存知でしょうか?今回は、神エクセル撲滅委員会の第二弾として、地方国立大学でも見られる神エクセルついて書いていきたいと思います。
神Excel・ネ申Excel撲滅委員会
神Excel・ネ申Excelとは?
神Excel・ネ申Excelとはいったい何なのか…前回の記事も踏まえてご覧いただければと思います。
神エクセルとは、入力者の手間や、データの再利用を考慮されずに作られた行政の申請書等によく見られるエクセルファイルの事を言います。
例えばExcelファイルなのに名前の入力欄がひと文字ずつセルで区切られていたり、文字を入力するセルが無駄に結合されていたりします。
2016年11月にこの件について、現外務大臣である河野太郎氏は、神エクセルの全廃を決定しました。
行革推進本部で文科省をよんで、こういう神エクセルを至急、全廃することにしました。また、科研費関係の問題提起の窓口をつくり、順次、対応することにしました。 https://t.co/g497j0ZQgu
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2016年11月2日
東北大学のキャリア就職フェアでの訪問カードが神Excelだった!
東北地方の国立大学、東北大学の平成29年の就職フェアにおける訪問カードが神Excelでした。その神Excelが以下のようなものです。
東北大学が主催する就職フェアに参加するために、このシートに入力をして、それを持参してくださいとのこと。しかも、このシートに入力を行うと、すぐ隣のシートに訪問カードなるものが完成し、それをプリントアウトしろと…。
こんなのフォームに入力するなり何なりすれば良いのではないか…。
当日、フェア会場にて手書きで入力することも可能なのだという。そもそもこれを紙でのプリントアウトを求め、各参加企業にも紙のデータを渡さなければいけないとは。。。
参加意思があった企業に東北大学が回収した情報を開示すれば良いだけではないのか…。
日本を代表する国立大学がこの有様なのは少々残念である。
東北大学の就職フェアは以下のリンクより見ることができます。