こんにちは。ひとりで.comです。
2017年11月05日放送のがっちりマンデーは「アレを「小さくして」意味あるの??…でもがっちり!学習机も!洗濯板も??あえて小さくしてバカ売れ!?」と題してちいさくなったさまざまなものを紹介。
今回のテーマは「小さくしてがっちり」!これ小さくして意味あるの?そもそも小さくできるの?というものをあえて小さくして儲かっている会社を取材!
子供が使う学習机を、小さくすると累計20億円も売れた!?そこには、最新のお勉強トレンドが!? 今はほとんど見かけない洗濯板を小さくすると生産が追いつかないほどバカ売れ!?
一体なんで?テーマは「小さい」だけど、儲かりはでっかい30分です!
アレを「小さくして」意味あるの??…でもがっちり!
学習机を小さくして大ヒット:アクタス
東京都新宿にある株式会社アクタス。全国で27店舗のインテリアショップを運営している。ヨーロッパ家具を中心としておしゃれな家具を取り揃えている。
このアクタスが小さくしたのが、学習机である。
学習机を小さくすることによって、5年間で5億円も販売に繋がったという。どの部分を小さくしたかと言うと、奥行き。通常の学習机が約70センチのところ、52センチと2割ほど短くした。小さい学習シリーズは累計売上20億2,700万円となっている。
しかし、なぜ小さくしただけで売れるようになったのか…それは、リビングに置けるサイズというのが1番ウケているのだという。
というのも、子供部屋だとわからないところをすぐ聞くことができないため、リビングで勉強したほうが成績が上がるという、リビング学習がいまトレンドとなっているのだという。学習机を小さくしたことでリビングにおける、そしてリビングにマッチする素材、シンプルなデザインにすることでリビングの雰囲気を壊さずに置けるとあって人気が出ているのである。
ノートを軽くしたナカバヤシのエアーノート
大阪府大阪市のナカバヤシという文房具メーカー。ナカバヤシと言えば、後からアルバムの枚数を増やせるフエルアルバムで有名なメーカーである。
このナカバヤシが小さくしたのが、ノートである。ロジカル・エアーノートと言われるノートで通常のノートよりも軽いのが特徴である。
通常のノートが120gのところ、ロジカル・エアーノートは96gである。たった20gと思うかもしれないが、小学生が学校に持っていくノートは平均10冊。するとその差は240gとなる。これは小学生にとっては負担がかなり軽くなるのである。
このロジカル・エアーノートに使われている紙自体は通常のノートと変わりないのだが、紙の素材であるパルプ繊維の密度をゆるくしているというとところに特徴がある。
こうすると、蛍光ペンなどが裏写りしてしまうのではないかと思われるかもしれないが、ロジカル・エアーノートにはつか高剤というものを組み合わせているため、裏写りしないようになっているのである。
2014年の販売依頼、年間の販売数は2倍ずつ増加しているという。
洗濯板を小さくした土佐龍
高知県須崎市の山奥にある株式会社土佐龍。ここで販売されているのが、洗濯板である。この洗濯板、年間3万枚以上売れているのだという。この時代にアナログな洗濯板が売れているのだろうか…。
それは、20代〜30代の主婦がこどもの服などの汚れを落とすのに使われているのである。通常の洗濯機ではなかなか落ちない靴下などの泥汚れを落とすために、洗面器に入れてゴシゴシ洗うという需要に見事にマッチしているのである。
さらに、小さくしただけでなく、その形状にも秘密がある。洗濯板の溝をカーブさせることによって、水や洗剤がきれいに流れ落ちる構造になっている。そのため、汚れが落ちやすいのである。さらに材料で使われている桜の木材は木目が細かく、滑らかでデリケートな絹も洗うことができる。
保険を小さくした株式会社ワランティ
東京都大手町にある株式会社ワランティ。31歳の社長が2017年10月下旬に発表して儲かりそうなサービスが、カメラやテレビなどの家電にかける保険を小さくしたサービスである。
保険といえば、これまでは自動車保険や火災保険など大きなものに長時間かけるのが常識だったが、株式会社ワランティの保険は家電に1日単位で手軽にかけることができる。
この株式会社ワランティの家電保険、さらに加入するのも非常に簡単で、家電の種類と加入する保険の種類を選択し、電源を入れた状態で5秒間動画を撮ることで完了する。
この保険は、新品が手に入るのではなく、壊れた家電を修理して返却する仕組みになっているためわざわざ壊す人はいない…という計算で成立している。
さらにこの家電保険は格安な料金設定になっており、例えば、液晶の大型テレビは24時間でたった19円、冷蔵庫、電子レンジなども19円となっている。持ち運ぶことが多いデジタル家電は1日39円からとなっている。
このサービス、2017年10月にローンチしたばかりであるが、民泊を行う企業や個人からの問い合わせが殺到している。通常、家電の保証は、正しい使い方に対する故障が対象となるため外国人が間違った使い方をして壊してしまった場合は、保証の対象にならないことがある。しかし株式会社ワランティの保険は、間違った使い方による故障も対象となる。