こんにちは。ひとりで.comです。
2017年11月05日放送の林先生が驚く初耳学。
今回も様々なジャンルから、知れば誰かに話したくなる知識や情報が続々登場!
「初耳白熱教室」では、話題の著書『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』を題材に、〝2025年問題〟など日本に待ち受ける深刻な未来について林先生が徹底解説。
一方、平野ノラはLINEのオフィスで〝初耳〟探し。LINEの最大の特徴である既読機能に隠された意外な事実とは?さらに、料理レシピでおなじみの人気ウェブサイト「クックパッド」からは、〝カルボナーラ〟の検索数にまつわるヒミツも明らかに!
物知りな林先生でも知らなそうな“話題の旬な人〟を紹介する「澤部の初耳ピーポー」では、〝手術をしない整形師〟の異名を持つ女性の正体に一同興味津々。そのスゴ技をお笑いコンビ、たんぽぽの川村が体験する。
【目次】
林先生の白熱教室
最近話題になっている本がある。それが未来の年表 人口減少日本でこれから起きることである。
既に24万部の大ヒットとなっている。この本には、人口減少によって起こる日本のこれからのことが書かれている。2017年6月に発売され大ヒットを記録している。
この未来の年表に書かれていることを紹介していく。
日本の三分の一が空き家になる
そもそも2013年の総住宅数6,063万戸のうち、空き家は820万戸もある。そのうち6割はマンションとなっている。従って、2033年には全ての住宅のうち三分の一が空き家になると書かれている。
一軒家が空き家になると、その家が朽ち果てていきモノが落ちてきたりして危ないという状況が起きる。マンションの場合には管理費や修繕積立金が不足し、壁のヒビや雨漏りなどが起きても修繕できない状態になってしまう可能性がある。
なぜ空き家が増えてしまうのか…それが2025年問題。2025年には国民の3人に1人が65歳以上になると言われている。さらに5人に1人が75歳以上となる。
上記は日本の人口ピラミッドであるが、この男性の部分を林先生は「上を向いて笑う男」と呼んでいるという。
この空き家問題は、2025年問題のほんの一部である。
2025年問題が招く日本の未来
2026年には、認知症患者が700万人を超えると言われている。さらに2026年に起きると考えられる問題として、”丙午”という問題がある。
十干十二支という「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」と「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の10種類と12種類の組み合わせて、全部で60種類あるため60年に1回訪れる丙午という組み合わせにはある迷信がある。
それが…
丙午に生まれた女性は「激しく夫の命を縮める」
と江戸時代から言われている。
江戸時代の迷信にも関わらず前回の1966年付近の出生率を見てみると…
1965年 | 2.14 |
1966年 | 1.58 |
1967年 | 2.23 |
と丙午の年だけ大きく出生率が下がっているのである。
2027年には輸血用の血液が不足し、2030年には百貨店も銀行も老人ホームも地方から消えると言われている。さらに2039年には死者のピークを迎え、年間死亡者数は167万人、1日4,000人が死亡すると予測されており火葬場が不足すると考えられている。
さらに3000年には人口が2000人になると言われている。
LINEの既読機能に込められた役割
いまや国民のほとんどが使っているスマホアプリのLINE。利用者は7,100万人以上でスタンプは60万セット以上もある。
そんなLINEはどんな会社で生まれたのか…LINEの本社に潜入。LINEの本社は新宿にあり、そこで約1,500人の社員が働いている。
まずは全200席にもなる社員食堂。この食堂では朝9時から10時までの間、おにぎりやサンドイッチなどが無料で配布されているという。
さらにオフィスでは、立って仕事をしている人が多く見られる。心理カウンセラーによると、人が同じ姿勢で集中を続けられるのは90分程度と言われており、個人がいつでもリフレッシュして仕事がのぞめるようになっている。
また、プロのマッサージが常駐するマッサージルームがあり、1時間500円でマッサージを受けることができる。
そして、ビリヤード台やダーツ、ゲームコーナーなどでリフレッシュできる環境が整っている。
そんなLINEの機能から初耳学。
LINEについている既読機能。昨今、既読スルーといった言葉が生まれるほど社会問題にもなっている既読機能であるが、ある役割を期待して機能として残し続けているのである。その機能とはいったいなんだろうか?
答えは…災害時、空いての状況が予測できるから既読機能はなくさない…のである。実はLINEが開発されるきっかけになったのは、2011年3月11日の東日本大震災であり、電話が繋がりにくくなった状態において連絡がとれるようにと開発されたのである。
ちなみに、もうひとつの理由として、既読があることによってコミュニケーションの活性化につながるが挙げられる。既読=相手に確実に言葉が届いているということを表しているからである。
あるレシピの検索数が激増する月は?
日本最大の料理レシピサイトのクックパッド。クックパッドではさまざまな料理のレシピをインターネット上で検索できるのであるが、そのほとんどが一般の主婦が投稿したものであり、そのレシピ数は276万品にものぼる。主婦目線の簡単レシピが満載ということもあって、月の利用者数は6,000万人を超える。
そんなクックパッドにまつわる初耳学。
クックパッドでは食材や料理名からレシピを簡単に検索することができるのであるが、1年の中で、カルボナーラの検索数が激増する月があるのだという。それはいつでなぜなのか??
正解は…2月。
カルボナーラは生クリームを使って作る料理であるが、2月のバレンタインの時期に余った生クリームの使いみちを探してカルボナーラのレシピを検索する方が増えるのである。ちなみに、生クリームを使った料理としてシチューの検索数も同じく伸びるのだという。
アルファベットには正確な書き順がある?
実はこのアルファベットの書き順は、日本特有のもので外国では通用しない。諸外国では文字は個性としており、書き順は一切気にしない。ではどのように書くのだろうか?
日本の教育では、最初に縦棒を書くという書き順が定められているのである。
なぜ、日本の教育ではこのように定められているのだろうか。戦後、日本に欧米文化が入ってきた際、教育の分野でもアルファベットに関する授業が行われるようになった。しかし、教師が不足していたことから英語がわからない先生も教壇に立っていた。
すると…書き順がないと教えられない…という声が教師から出たため、文科省にアルファベットの書き順を要請し最初に縦棒を書くといういまの書き順が制定されたのである。
エステティシャン:早野実希子さん
早野実希子さん。国内外の有名女優を仕事相手として持つという。かのデミ・ムーアも早野実希子さんのお客さんである。
早野実希子さんはエステティシャン。そのスキルは”手術をしない整形師”という異名を持つ。なんと4時間コースで98,667円で予約は早くて3ヶ月待ちとなるという。
特徴的なのが、連動エステと呼ばれる、異なる部位を動かして施術をする技術である。全身に通っているリンパ腺の異なる部分を同時に施術することによってより効果的な美容効果が得られるのだという。
早野実希子さんが出す連動マッサージ 美の宝石箱も人気の書籍である。
ここで初耳学。
”牛耳る”という言葉があるが、この語源とは?
正解は…中国の組織のリーダーが何かを決断する時に牛の耳を切りその血を飲んで周囲に宣言を行うという儀式を行うことによって組織の結束を固めていたことから牛耳るという言葉が生まれたのである。
かつて天皇は月をみないでお月見をしていた?
お月見は平安時代の嵯峨天皇が始めたことで有名であるが、かつては月を見ずにお月見をしていたという。これはどういうことだろうか…。
天皇というのは、位として1番高い存在であるため、その天皇が上を見上げるというのは立場としておかしい。従って、池や盃に写り込んだ月を見下す形で月見を行っていたため、月を見ないでお月見をしていたのである。
ちなみに、嵯峨天皇はどうしてもお月見をしたかったため、大覚寺に1キロにもわたる大きな人工池を作ったとされる。そしてその池に写った月を見てお月見をしていたのだという。
ナイキのロゴのデザイン料は?
NIKEのロゴは、当時学生に頼んで1日で作ってもらったものだという。従ってデザイン料も$35と格安だったという。そもそもNIKEの由来はサモトラケのニケの像の翼をモチーフにされたものである。
NIKEの靴の技術は日本の技術が活かされているのをご存知だろうか?NIKEの創設者がオニツカタイガー(のちのアシックス)の技術に惚れて代理店として靴を販売、その後技術者を引き抜いてNIKEのスニーカーを作ったとされている。