こんにちは。ひとりで.comです。
2017年11月19日放送の林先生が驚く初耳学。
今回も、知れば誰かに話したくなる知識や情報が続々登場!!職人の街として知られる新潟県のある街の地名をめぐる300年にわたる因縁の対決の歴史。
インスタグラムのフォロワー数90万人、人気ドラマのオープニング映像でも話題になったミニチュア写真家のアイデア溢れる驚きの制作現場。また、知っていれば役に立つこと間違いなし、写真にきれいに写るためのマル秘テクニックや、薬の保存方法に関する知っておくべき常識も。
物知りな林先生でも知らなそうな、今話題の旬な人を紹介する「澤部の初耳ピーポー」では、話題沸騰中の9頭身美女に密着。街行く人がみな振り返るスタイルと美貌を持ち趣味はコスプレ…若者から絶大な指示を受ける彼女の驚きの職業とは!?
さらに、林先生による特別講義「初耳白熱教室」では、ビジネス雑誌系の情報ウェブサイトに掲載されたある記事をテーマに、ちょっと過激な林先生の教育論が炸裂する。
燕三条と三条燕の由来 / ホルンはなぜ後ろに音が出る? / 消費税増税で金の密輸が増える?
【目次】
林先生の白熱教室「小中学校の友人なんてクソみたいなもの」
ネットメディアの「President Online」に「小中学生の友人なんてクソみたいなもの」という題名の記事が出ている。
皆さんは小中学校の友人と年に何回ぐらい会いますか?おそらく多くの人が年に1回か2回程度であると考えられる。ちなみに40歳の男女に聞いたところ、100人中93人が年に1回以下、7人が年に2回以上と回答している。
実はこの記事のメインテーマは学校のいじめ問題である。いま、学校の友人関係で不登校になったり、自殺する人たちがいるが、実はこういった学校関係の人は、10年・20年後には1年に1回も会わないような人たちなのである。
人生は長いストーリーであり、シーンでみると、その人達しかいないように感じられるが、次のストーリーにいくと、もうその人達はほぼ出てこなくなってしまうのである。その事自体はこどもにはなかなかわかりづらい。
そこでこの記事では、少し強めの口調で大人にそのことを気づかせようとして書かれたものなのである。
ただし、この理論は、都会では当てはまることが多いが、地方になると都会に比べてより人間関係が濃密なため、この理論が当てはまらないことも出てくることは考えておくべきである。
そして、このことに延長線上として、林修先生は
ドライな人間関係を子どもにも習得させよ
と論じている。社会人になれば、ドライな関係で人生を進めていくことの方が多くなる。したがって、こどもの時からドライな人間関係についても学ばせておいても良いのではないか、と考えているのだという。
この記事を書いた中川さんもおっしゃっていることであるが、
本当に大切な人だけ大切にすれば、きっと幸せになれる
人間関係に苦しんでいる子どもがいれば、この言葉を伝えて欲しい、とのことである。
燕三条と三条燕の300年に渡るイザコザ
いまや、女性にとって欠かせない、指先のおしゃれ、ネイル。実は芸能人がやたら集まると噂のネイルサロンが東京広尾にあるという。
それが、Marvelousというお店である。
このお店の芸能人の爪の手入れに欠かせないのが、SUWADA爪切りである。
この爪切りを使うと、断面がきれいになり、爪が折れにくくなるのだという。このSUWADA爪切りを作っているのが、新潟県にある諏訪田製作所である。この諏訪田製作所 で熟練の職人が精巧な爪切りを作り上げているのである。このSUWADA爪切りの抜群の切れ味を出すために必要なのが、合刃という工程である。ヤスリで刃を慎重に削っていき、2つの刃をピッタリ合わせる作業が合刃で0.01m単位で刃を削っていく必要があるのだという。
この諏訪田製作所があるのが、新潟県の燕三条市である。この街は職人の街でiphoneケースにも使われる金属を鏡のように磨く技術もこの地で生まれたのである。
ここで、燕三条についての初耳学。
新幹線の駅名は燕三条となっており、高速ICの名称は、三条燕となっている。なぜこうした順序の入れ替えがあるのだろうか?
この新潟県の燕市と三条市は過去300年に渡る因縁があったのである。そもそも江戸時代には、この2つの街、三条市は商人の街で、燕市は職人の街であった。職人は自分の作ったものを商人に売ってもらわないといけなく、それを売っていたのが三条商人なのだが、燕市の職人が作ったものは買い叩いてくることが多くあったため、昔から仲が悪かった。
そんな折に新幹線を通すことになったのだが、上記のように仲が悪かったため、どこに駅を作るかがなかなか決まらなかった。そこで、市の境に作ろうとしたが、それでもなかなか決まらないため、田中角栄氏が間を取り持ち、駅名は燕三条とし、駅の所在地は三条市とする、さらに、高速のICは三条燕とする…とバランスを取って。このいざこざを落ち着かせたのである。
9等身の世界的バイオリニスト:Ayasaさん
ハライチ澤部の初耳ピーポー。今回の主役は…9等身のAyasaさん。このAyasaさんの職業はバイオリニスト。その美しさから街を歩いているだけで人々が振り返るほどなのである。
クラシックのコンクールでは数々の賞を受賞。卓越したそのバイオリンの技術はあの葉加瀬太郎氏も絶賛するほどである。その腕を頼って、ももいろクローバーZや山本彩など数多くのアーティストとも共演するという。
上記Instagramは映画「君の名は。」のみつ葉のコスプレをしたもので、このコスプレで演奏したYoutube動画は再生回数100万回を超えたという。
ここで音楽に関する初耳学。管楽器の中でもひときわ低い音がでるホルン。このホルン、他の管楽器が前に向いて音を発するところ、このホルンは後ろ向きに音が出るようになっている。ではなぜホルンは後ろ向きに音が出るようになっているのか…。
ホルンの原型はコルノ・ダ・カッチャという狩りで使っていたもので、狩りの際に、馬に乗って後ろの仲間に合図するために使われていたものである。その名残りで今もホルンは後ろ向きに音が出るようになっているのである。
消費税増税で金の密輸が増える?
いま、若い女性に新食感のスイーツが大流行している。それが、メルトティラミスである。アイスのコーンにマスカルポーネチーズを入れ、そこに抹茶の粉末をふりかけて食べるのがメルトティラミスである。
イタリア発祥のティラミスは、1990年に雑誌Hanakoで特集され、人気に火が付きファミレスのデニーズで扱われ、世の中に広まったと言われている。
ところで、ティラミスとはどういう意味だろうか…これはイタリア語で私を引っ張り上げて=私を元気づけて、という意味なのだという。
いま、ティラミス以外にもバブル時代に流行ったスイーツが人気となっているのだという。例えば、1994年に流行したパンナコッタは、バーナーで焼いて食べる焼パンナコッタに進化している。さらに1992年に流行したタピオカは烏龍茶とミルクティーを混ぜた飲み物にトッピングして入れるのが流行っている。
ここで、バブル時代の初耳学。1989年に3%の消費税が1997年に5%、2014年に8%と増税されて、10%への増税も議論されている。
しかし、消費税があがると金の密輸が増えるのである。これはなぜだろうか?
実は金は国際的にどこでもほとんど非課税となっている。また金の価格自体は世界中でほぼ同一価格となっている。しかし、日本だけは金の取り扱いも消費税がかかるため、海外から日本に密輸し、日本で金を売却しようとすると、消費税分がそのまま上乗せされて儲かるのである。
もちろん、これは当然犯罪である。
急激に気温が下がり、風邪を引きやすいこの季節。正しいかぜ薬の使い方を知らずに効果が減っている恐れがある。そんな薬に関する初耳学。
薬の注意書きを見てみると、「室温」「常温」と記載されているが、この2つは何が違うのだろうか。
まず、室温の定義は、1℃から30℃の範囲を表す。そして、常温は15℃〜25℃の間を表す。もし薬の温度管理を間違えると、薬の成分が変化してしまうことがあるため注意が必要である。
ちなみに、似てはいるけど、違いがよくわからないという言葉がはたくさんある。例えば石鹸やハンドソープに記載されている殺菌と、ガーゼなどに記載されている滅菌。この殺菌と滅菌の違いは…殺菌は、ある特定の菌を殺すことを表しており、明確な決まりがないので極端に言えば、1%殺しただけでも殺菌と言えるのである。一方、滅菌はほぼ全ての菌を死滅させる(菌の生存する確率が100万分の1以下)ことを表す。
ミニチュア写真家:田中達也さん
いま、Instagramで吉岡里帆さんや柴咲コウさんを上回る芸術家がいる。それが日用品でミニチュアの世界を表現するミニチュア写真家の田中達也さんである。
身近なものを全く別の風景にするということをミニチュアにしているのである。なんと1日1作品のInstagramへの投稿を5年以上欠かさず行っているというのである。
田中達也さんが大事にしているのが、毎日アイディアを出し続けること。良いアイディアは急に出てくるものではないため、こうして毎日アイディアを出し続けているのだという。
このでInstagramに欠かせない写真に関する初耳学。
室内における写真撮影には必ず写真うつりが悪くなってしまう場所がある。カメラマンなどは常にこの場所は意識しながら写真撮影を行っているという。それはどこだろうか。
この写真撮影のNGスポットは、照明の真下である。照明の真下は光が頭からあたり、頬骨の下や目の下などが影になってしまい、老けて見えるようになってしまうのだという。