こんにちは。ひとりで.comです。
Excelの表を作成していて、データの数が多くなってきたり、縦横ともに項目数が増えていくとどんどん一覧としては見づらくなってきて、何が重要な指標なのかがわからなくなってきます。そういう場合はExcel(エクセル)の機能でグループ化という機能があるので、そちらを活用すると、表が断然見やすくなりますので、本日はグループ化機能の使い方について紹介したいと思います。
グループ化機能で表を折りたたんでエクセルの見た目をすっきりさせる
グループ化機能を使うと、非常に見た目をすっきりさせることができます。ではどういう場合にこのグループ化機能が有効なのでしょうか?
まずは以下のような表があった場合はいかがでしょうか?
各都道府県毎の人口を表にしたものです。都道府県毎に集計しているということは、少なくとも縦の行が47行あるという事ですね。すなわち、画面ひとつでは収まらない事が多いはずです。しかしながら、本当に各都道府県の数値が必要なのでしょうか?もちろん、何のためにこのデータが必要なのか…に大きくよるところが強いですが、場合によっては、都道府県ではなくて地方という単位で見ることのほうが重要な事もあります。そういった場合は、都道府県毎の表示ではなく、地方毎の数値があればそれで充分です。
上記の表で言えば、北海道・東北地方、関東地方、北陸地方、中部地方、関西地方、中国地方、四国地方、九州地方、といった地方分類で表示されており、必要に応じて各都道府県を見れる…という形であれば良いわけです。
こういった際に、グループ化機能が活用できます。グループ化機能を使えば、各都道府県は非表示状態にでき、必要に応じて各都道府県のデータを見ることができるようになります。
まずは、グループ化したい行を選択することから始めます。
*Excelが英語バージョンのため、日本語版と多少表記が異なりますので予めご了承ください。
・まずは、グループ化したい行を選択します(上記図では4行目から10行目が該当)
・次にメニューから「データ」→「グループ化」を選択します。
枠外に「プラス」のマークが表示されました。これがグループ化のマークです。こうなっていたら成功ですね。
その他の部分も同様にやってみましょう。
このように地方毎にグループ化すると非常に表がすっきりしてみやすくなります。
扱うデータ量、項目数が増えれば増えるほど、シンプルさも同時に求められてくるため、うまくグループ化機能を活用して見やすい表にこだわっていきましょう。