[ミライダネ] (遠隔視線推定)あなたの視線を科学する!“目は口ほどに物を言う” – 2017年12月16日

ミライダネ
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年12月16日放送のミライダネは「あなたの視線を科学する!“目は口ほどに物を言う”」と題して視線に関わる最新技術特集!

 

“目は口ほどに物を言う” こんな言葉があるように、人間の「目」は人の様々な感情を表わしています。そんな目を科学的に分析して、感情と結びつける動きが広がり始めています。

目の動きを特定することで、あなたの好きな人の顔が分かっちゃう!? 離れた場所から目線の動きを捉え変化していく、驚きの映像とは!?

そして、知られざる人間の目の秘密「他の動物にないあるモノ」とは・・・

 

あなたの視線を科学する!“目は口ほどに物を言う”

 

接客で大事なお客さんの目線

 

東京渋谷区のとあるビルに集まっていたのは、アパレルの販売員。客の視線から心を読む接客術を教えるセミナーを行っていた。実際の客を想定した模擬練習も行い、客の視線から何をどう読み取るかの重要性を教えていた。

 

目が人の心を表す…というのは万国共通のようなのです。

 

 

 

視線で人の好みがわかってしまう研究

NTTcom 視線で好み
NTTcom 視線で好み

神奈川県厚木市にあるNTTコミュニケーション科学基礎研究所。ここでは通信会社らしからぬ研究が行われている。それが、無意識に起こる視線の動きからその人の心を読み取る研究である。その一つが目線の動きから人の顔の好みを判別するというものである。

眼の瞳孔は興味の度合いによってその大きさに変化が起きる、さらに黒目は好きなものを見るときは1秒間に1〜2回細かく動く、こうした細かいポイントを組み合わせ、膨大なデータからその割合を測定し、好みの度合いを判定している。

 

ただし、眼の動きで感情を読み取ることができるのは人間だけだと言われている。人の眼とその他の動物の眼の決定的な違いはいったいなんなのだろうか?

 

それが…白目の存在である。人間の場合、白目と黒目の部分がはっきりしているため、少しはなれば場所からでもどこを見ているのかがわかりやすい。一方、その他の動物はほとんど白目が隠れており、どこを見ているのかがわかりづらいのである。

視線によるコミュニケーションが人間の進化にも大きく関わっているのではないかとも言われている。

 

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NECが開発!遠隔視線推定

遠隔視線推定
遠隔視線推定

NECが開発した”遠隔視線推定”という装置では、10メートル離れた場所でも、人がどこに視線を向けているのかがわかるのだという。

この技術を可能にしたのがAI(人工知能)で、視線の方向を推定しているのである。目頭や眼の位置から視線を推定、さらに白目と黒目の割合から見ている方向を判断しているのである。さらに横を見ても、その鼻の位置でどこを向いているのかがわかるようになっている。

まだ実用化には至っていないが、今後マーケティングやスポーツの分野でも応用していけるように研究を進めているとのことである。

 

この技術を応用して、東京大手町では「視線で花咲くアート展」が開かれた。

 

視線で花咲くアート展
視線で花咲くアート展