こんにちは。ひとりで.comです。
2017年12月24日放送の林先生が驚く初耳学。
今回は、林先生が今年印象に残ったニュースからトップ5を選び、独自の視点で解説する。
築地市場移転問題や衆院選挙をめぐる騒動で支持率が急落した小池百合子都知事や、今年1月の就任以来、過激な発言で強気の外交を展開し常に話題に上ったトランプ大統領、デビュー以来29連勝の新記録を達成した天才中学生棋士・藤井聡太四段など、話題になった人やキーワードが続々。
また、週刊誌がスクープがした数々の「不倫問題」に対して、これまでひとことも語らなかった林先生が初言及!?また、「澤部の初耳ピーポー」では、オバマ元大統領やレディー・ガガをはじめ、国内外のセレブや芸能人を魅了するケーキデザイナーを紹介。全米№1に輝いた彼女がデザインした、世界にたったひとつのケーキがスタジオに登場する。さらに、クリスマスイブの特別企画…サンタに扮した〝ひふみん〟からのクリスマスソングのプレゼントも…。
2017年世間を騒がせたニューストップ5
【目次】
第5位:小学生に大ブーム「うんこ漢字ドリル」発売で空前のベストセラー
今年最大のヒットとなった「うんこ漢字ドリル」は累計280万部を販売した。このうんこ漢字ドリルの最大の特徴は、全ての例文にうんこが入っているのだという。
学習参考書は出版社からの校閲が厳しく、例文に使う漢字も小学生が通常使う漢字のみに限られる。中でもボツにされて恥ずかしかった例文が幾つかあるのだという。
その1:彼は何事もないような顔でうんこを口に入れた。
この例文に対して、校閲からは「衛生上よくない」と指摘された。
その2:今すぐここでうんこをしろと要求された。
この例文に対して、校閲からは「イジメにつながります」と指摘された。
その3:交番の前で何度もうんこをしていたオジサンが逮捕された
この例文に対して、校閲からは「子どもに見せたくない場面なので変更を強く希望します」と指摘された。
子供向けの本でうんこ漢字ドリルと並んでヒットしたのが、おやすみロジャーという絵本である。累計発行部数100万部を突破した。この本を読むとこどもが10分ほどで寝てしまうというのである。
この本の特徴は、こどもが興味を持たないようにわざとつまらない構成にしてあるのだという。
第4位:小池百合子氏、衆院選で歴史的大敗
安倍政権が強大な一方、色々な問題が浮き彫りになる中、希望の党を立ち上げた小池百合子氏。これによって、世の中が変わるのかな…と感じた人も多いのではないでしょうか?
林先生が予備校の授業で話すのは、「合従連衡」という言葉である。中国の戦国時代の話であるが、戦国七雄といって七つの国が強大だった。その中で秦という国がとても強くなった。その他の国、六国が力をあわせることを合従と言うが、大きな勢力となったところで自民党と戦うという方法もあったのではないか、ということである。
しかし、今回の1番まずかった要因として小池百合子氏が使った「排除」という言葉である。その排除という言葉によって国民がスッと引いてしまったのではないかと考えている。
実は2017年、日本のあるものが歴史に名を刻んだ。そのひとつがチバニアン。千葉県には地球の磁場が最後に逆転したことを証明する地層があり、地球史に千葉時代「チバニアン」という名前が残されたのである。
そしてもうひとつ日本のサザエが世界の常識を覆すことを起こしたという。それが学名がなかったことがわかったのである。
人間であれば、ホモ・サピエンス…など、生き物には学名と呼ばれるものがある。もともとサザエは、中国で見つかったナンカイサザエと同種だと思われており、ナンカイサザエ=トゥルボ・コルヌトゥスという学名がついていた。日本のサザエも同じものだと思われていたが、実は違う種類であることがわかり、日本のサザエには学名がなかったのである。
さらに、あろうことか、既にある中国のナンカイサザエに対して、別の学名をつけてしまい、トゥルボ・チャイネンシスと2つの学名を持つようになってしまったのである。
そして、この中国のサザエに学名が2つあり、日本のサザエには学名がない…という状態に2017年に初めて岡山大学の助教授が気づいたというのである。
助教授はそこで、日本のサザエの学名をトゥルボ・サザエ・フクダという名前をつけたのである。
第3位:トランプ大統領就任。過激発言で強気の外交
林先生がトランプ大統領を見て感じた点として、これまでの大統領の中でトランプ大統領だけ、スーツの前のボタンをしめていないことである。さらに、トランプ大統領のスーツは少し大きめに作られており、紺のスーツ、白のシャツ、赤のネクタイとアメリカの国旗そのものを表している。
大きめに作られたスーツでアメリカ自体を大きく見せているという意図があるのではないかと考えているのである。
ここで初耳学。病院などで死亡が確認される時、医師は、心臓と瞳孔を確認して「ご臨終です」と死亡宣告を行なうが実はそこから20秒間は意識がある状態なのだという。
実は脳にはまだ酸素が残っているため、意識がある状態なのだという。これをニューヨーク大学のサム・パーニア医師が論文で発表。危篤状態から蘇生した63人を調査したところ、心肺停止後も意識があり、周囲の会話を聞いていたことが確認されたのである。
第2位:週刊文春、山尾志桜里議員の不倫疑惑をスクープ
この不倫報道。特に2016年以降、週刊文春と週刊新潮が競って報じる事が多くなっている。また近年、この取材方法も大きく変わってきており、紙の雑誌の不況が叫ばれる中、写真ではなく動画で撮影して、それをテレビ局に販売するというのが雑誌社の大きな収入源となっているのだという。
また、音声も収入源として期待されており、音声の使用料は1回5万円ほどかかるのだという。1ヶ月で200回も音声を流した局もあると言われており、それが事実だとすると週刊新潮には1ヶ月で1,000万もの収入があったことになる。
林先生の個人的な意見としては、不倫は個人的な領域なので、その関係者内で解決するべき事柄なのではと考えているのだという。
ただし、国会議員に当選した議員でインタビューなどで「これから勉強します」という議員に対してはカチンとくるのだという。
というのも、国会議員は立法府の構成員であり、日本国憲法に則って全ての法律を作る立場にある。したがって、憲法の理解ができていない議員に対しては疑問を持つという。
第1位:藤井聡太四段が29連勝を達成
羽生善治永世七冠や加藤一二三九段を破った天才中学生。14歳2ヶ月でプロ棋士となり公式戦無敗の歴代最多29連勝を達成した。
そんな将棋に関する初耳学。
プロ棋士が使う将棋の駒は、最高級の木材である「ツゲ」が使われている。よく見ると風合いが1枚1枚異なるため、最も良い木は王将に使われるのだが、それ以外にも最も良い木が使われている。その駒とはどの駒だろうか。
正解は金である。王将と金将には裏に文字がかかれていないため、木の木目が非常に綺麗にうつる。したがって最高級の木が使われるのである。