[カンブリア宮殿] ( ライザップ )爆速急拡大!「結果にコミット」の全貌 ライザップビジネスは本物か?– 2018年2月8日

カンブリア宮殿
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年2月8日放送のカンブリア宮殿は「爆速急拡大!「結果にコミット」の全貌!ライザップビジネスは本物か?」と題してライザップグループ 社長 瀬戸健(せと たけし)氏が登場。

 

爆速急拡大!「結果にコミット」の全貌

 

結果にコミット:ライザップ

 

ライザップ
ライザップ

 

全国に123店舗展開し、会員数9万6,000人を超えるライザップの会員。その劇的ダイエットの裏側に迫ります。ライザップでのトレーニングは個室&マンツーマンが基本。週2回、1回50分の2ヶ月コースが入会金込みで30万円をこえる料金となっている。

しかし、この料金はライザップにおけるトレーニングだけにかかっているわけではない。ライザップから指導されている食事管理にもこの料金が含まれている。毎食ごとに食事をとってトレーナーがその食事をチェックし、最適なアドバイスをしてくれる。

ライザップでは最初に決めた目標体重に向けて、その実現をサポートしてくれる。単なるトレーニングではなく結果を出すことにこだわっている、まさに「結果にコミット」なのである。

 

このライザップの一番の特徴が全額返金保証である。開始から30日以内ならm条件で全額返金可となっている。そんな独創的ダイエットで急成長するライザップ。健康関連などの様々な事業を買収し、いまやグループ年商は1,000億に迫る勢いである。従業員も5,000人を超えている。

 

 

 

 

異なるようで同じ市場:三日坊主市場

 

 

いまライザップグループが進めるのが新分野の開拓である。そのひとつがライザップゴルフ
。プロの資格を持つトレーナーがマンツーマンで教えるのが特徴で、自宅でのトレーニングに関しても指導の対象となっている。スイングを動画にとってトレーナーに送ることでスイングの改善をしてくれる。

また、ライザップイングリッシュという英語教室も展開。マンツーマン授業と宿題指導の2つを組み合わせて行っている。

 

実は、ダイエット・ゴルフ・英語、一見違う分野のように見えるが瀬戸社長は全て同じ市場として見ているのである。

この3つに関しては

三日坊主市場

と呼んでいる。わかってはいるけど続けるのが大変、その大変さをライザップが指導することで結果を出す仕組みを作っているのである。

 

 

 

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ライザップの一番の武器:トレーナー制度

 

そんなライザップが最も力を入れるのが、お客さんを目標達成へと導く優秀なトレーナーの育成である。厳しいトレーニングをいかに客にやりきらせるか…心から客に寄り添わなければ結果にコミットできないのである。

お客様の気持ちを動かすためには気持ちしかない。本当にお客様に寄り添い、お客様もこのトレーナーなら信頼でき「このトレーナーとやってみたい」と思わせなければならない。

トレーナーの採用率はおよそ3.2%と狭き門である。その入社研修では1ヶ月かけて栄養学から運動まで168時間のカリキュラムをこなす。

さらに、カウンセリングのシミュレーションを徹底的に先輩トレーナーから叩き込まれる。

 

こうしてトレーナー研修をみっちりこなした”挫折をさせないプロ”がライザップの武器なのである。

 

 

 

人は変われる…ライザップの原点

 

 

ライザップが会社をあげて行なう年に1回のイベント。それが、ライザップ ボディメイクグランプリである。このイベントでは、その年、もっとも劇的に変化した会員を選ぶコンテストである。身体的な変化だけではなく、その人の心の変化も審査対象となるのだという。

 

瀬戸社長がライザップのビジネスを通して伝えたい思いは

人は変われる

という信念であるという。

 

実は、瀬戸社長自身も大きな変化を体験してきた。

 

瀬戸社長の故郷は福岡県北九州市。実家はパン屋さんを営んでいる。小さい頃の成績はクラスの40人中40番という落ちこぼれだったという。

しかし、よく「自分は社長になる」と言っていたのだという。落ちこぼれだった瀬戸社長は、高校卒業後猛勉強して明治大学に入学。その後、2003年に健康コーポレーションを立ち上げた。そこで大豆を濃縮したサプリメントを作ろうと事業をスタートさせた。

妻と折半した資本金900万円ではじめたものの、スタートから6ヶ月はまったく売れず資本金を使い果たしてしまった。そこで、新たな製品としておからを原料とした豆乳クッキーダイエットを販売し大ヒット。わずか4年で年商100億円を突破するまでに成長した。

 



 

ところが、この成功を知った同業者が続々と参入し、市場には一気に類似品が出回ってしまった。会社の売上は2年で100億から10億円にまで落ち込み、社員は次々に去っていってしまった。

 

そんな中で思いついたのが、今のライザップのビジネスである。

 

その原点は、若き日の経験から生まれたものである。

 

瀬戸社長が、高校3年生のとき、瀬戸社長に思いを寄せるという同級生がいた。その子は身長150cmで体重は70kmを超えていた。体型のせいで引っ込み思案だった彼女に対して、

 

一緒にダイエットをやろう

 

と提案した。そこから彼女のダイエットをサポートする生活がスタートした。さらに瀬戸社長は、運動以外にもどんな食事をしたら良いかダイエットの勉強をはじめ、つきっきりでサポートを行った。

すると3ヶ月後、彼女はスリムな体型に変貌し、それをきっかけに自信もつき、クラスの人気者となったのである。この体験が深く刻み込まれていた。

 

この”人は変われる”というのがライザップの原点なのである。

 

 

 

自治体と組んだライザップの取組み

自治体プログラム
自治体プログラム

長野県伊那市。ライザップは市区町村と組んで、健康づくりが行えるプログラムの提供を始めたのである。全8回のトレーニングと食事管理などがついて、費用はたったの2,000円(3ヶ月間)である。

高齢者が健康になれば医療費も削減できる…と市民の健康増進のために伊那市がはじめたのである。

 

静岡県牧之原市でも既に1年間ほど、同様のプログラムを行ってきている。1年間でどれだけ体力が改善されたかを計測する会では、体力年齢が20歳、30歳若返った人もいた。

 

 

 

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