こんにちは。ひとりで.comです。
2018年2月11日放送のがっちりマンデーは「スゴい社長が再挑戦!「もう一度社長」 たかた社長…新しい会社でも大活躍!?」と題して一太郎を作ったジャストシステムの社長、雪国まいたけの元社長、ジャパネットたかたの高田明社長の再挑戦を特集!
今回のテーマは「もう一度社長」!もうひと花咲かせたい!新たなビジネスで戦いたい!と、またまた社長になった人がいた!
雪国まいたけできのこを作っていた社長が業績不振でまさかの辞任…。ところが!アメリカで大注目されている高級○○を作ってがっちり!?
あの名物社長、元ジャパネットたかた社長はサッカークラブの社長になっていた!?倒産寸前だった赤字クラブを立て直した一手は、まさかの○○だった?!
がっちり!もういちど社長
一太郎のジャストシステム元社長が、手書きアプリに挑戦
東京都港区にある株式会社MetaMojiの浮川和宣社長。1979年にジャストシステムという会社を起業し日本一のシェアに輝いた超ヒットワープロソフト「一太郎」を作ったのである。
今では当たり前になった、簡単に日本語変換するためのスペースキーを打つという操作は実は、浮川和宣社長の作ったアイディアなのである。
ジャストシステムは優れた日本語変換の仕組み「一太郎」で超一流の会社に成長していった。しかし、その後、マイクロソフトのWordが登場し、市場を取られてしまい8年前に社長を辞任した。もともと開発者だった浮川和宣社長は、会社が大きくなるにつれて自分のアイディアを開発することができなくなってしまったということもあり、もう一度挑戦することを決意したのである。
この株式会社MetaMojiが開発したのは、iPadなどに手書きで入力した文字を変換してくれるアプリである。その名もGEMBA note(現場ノート)である。建設現場や学校、銀行など全国2,000以上の企業や団体で利用されている。
元雪国まいたけ社長がまたしてもきのこを研究
新潟県南魚沼市で事業を再展開しているのが、元雪国まいたけ社長の大平喜信さんである。雪国まいたけは高級きのこの人工栽培技術を確立し東証一部上場を果たした大成功企業である。
5年前、創業29年ではじめて赤字を出してしまい、その責任をとって辞任してしまったという。
そこで新しく立ち上げたのが大平きのこ研究所である。
ここで作られているきのこが黒舞茸である。黒舞茸は他のきのこと比べて味が濃く、歯切れが良い、さらに薬効も高いという特徴を持っている。
この黒舞茸を作るまでの道のりは決して簡単なものではなかったという。きのこの栽培は研究の連続で、温度や湿度、光量などおいしく育つ環境をひとつひとつ探っていく必要があった。3年をかけてようやく今の黒舞茸にたどり着いたのだという。
この黒舞茸を高級スーパーや百貨店などに納入し、年間で約1億円を販売しているという。今では生産が追いつかないほどの人気となっている。
さらにカナダに工場を作り北米でも事業を展開している。マイタケという言葉を世界の言葉にしたいのだという。
ジャパネットたかた社長がJリーグクラブの経営に挑戦
長崎県で出迎えてくれたのは、元ジャパネットたかたの社長、高田明さん。3年前に息子に社長を譲り渡したあと、別の会社の社長になっていたのである。
その会社が、地元長崎のサッカークラブであるVファーレン長崎である。
Vファーレン長崎は1年前に経営不振で3億円の大赤字、倒産の危機に瀕していた。地元に恩返ししたいと社長をかってでたのである。
高田明さんが社長になってから、チームの勢いも観客動員数もアップし、社長就任時には4,511人だった観客動員数も半年後には22,407人と4倍以上となった。そして見事J1昇格を実現したのである。
高田明社長はどうやって、経営を立ち直らせたのだろうか…。
まず行ったのは、社内の働き方改革である。それまであるようでなかった社内でのルールを明確化した。サービス残業は禁止、お昼ごはんはしっかり取りましょう、経費処理の日付もモニターで告知するなど当たり前のことをちゃんとやる、を徹底させた。
そして、力を入れたのが、スタジアムの集客である。ファン向けのイベント実施やジャパネットのアウトレット販売、、ハーフタイムの花火ショーなどファンを楽しませるイベントを行い、観客動員数を大幅にアップさせた。
さらに、スポンサーの獲得のために社長自らが全国に飛び回り、今年は昨年の3倍のスポンサー料を獲得した。