[カンブリア宮殿] ( ワークマン )働く人を幸せにする! 職人から主婦まで殺到!異色の衣料チェーン– 2018年2月22日

カンブリア宮殿
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年2月22日放送のカンブリア宮殿は「働く人を幸せにする!職人から主婦まで殺到!異色の衣料チェーン」と題してワークマン社長の栗山清治さんが登場。

 

厳しい寒さとなった今年の冬。あったかブルゾンが売れに売れている店がある。

その名もワークマン。アウトドアショップなら数万円はしそうなブルゾンが2,900円という破格の値段!その人気と価格の秘密に迫る!

 

働く人を幸せにする! 職人から主婦まで殺到!ワークマン

 

ユニクロに迫る勢い!6期増収増益のワークマン

 

手袋が1個99円、靴下が299円など、いまユニクロに迫る勢いで人気を集めているのが、ワークマンである。昨年10万着を販売したのが、防水性も持つイージスシリーズである。

 

イージスシリーズ
イージスシリーズ

 

ワークマンは現在、全国に816店舗を持つ。あのユニクロと店舗数でも方を並べるほどである(ユニクロ:833店舗)。そんなワークマンで一番売れる商品が軍手である。しかも10組178円という安さである。

 

ワークマンはその名の通り、職人向けの衣料品専門店である。軍手だけでも30種類を取り揃えている。お客さんは大工さんや消防士、線路の保全を行なう軌道工などが来店している。

 

さらに、職人以外のアウトドアファンにもワークマン は浸透しつつある。その要因は、動画投稿サイトのYoutubeにあげられている動画である。ワークマン と検索するだけで多くの動画が出て来る。


最近では、女性客も増えてきており、それに合わせて女性向けの商品開発も行われている。

 

群馬県高崎市にワークマン の本部がある。創業は1979年で従業員は243名。業績は6期連続増収増益で742億円を突破。そのおかげでベースアップは3%を約束。これで社員の年収を100万アップさせるという取り組みも達成見込みだという。

 

 

厨房専用シューズが思いもよらない使い方で新商品に!

厨房専用シューズ
厨房専用シューズ

ワークマンが販売している厨房専用シューズという商品がある。飲食店などの厨房で水や油などが落ちている床を歩いても滑らないように底が特殊なゴムでできており、底の溝も水分がたまらないように工夫されている。

この厨房専用シューズが実はいま、意外な使い方をされているというのである。それが、小さなお子さんを持つ主婦が出かける際に履くという使い方である。

特に小さなお子さんを連れて歩く際、雨の日などは地面が滑りやすいため、でかけることができなかったのだという。しかし、ワークマンの厨房専用シューズを履くと、雨の日でも滑らずに歩くことができるため、雨の日を気にせず出かけることができるようになったのだという。

 

 

これがInstagramにアップされたことによって、マタニティシューズとして新商品を開発し販売するに至ったのである。

 

 

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原則夫婦!ワークマンのフランチャイズ経営

 

ところで、ワークマンはお店のほとんどがフランチャイズで運営されている。そして、夫婦で加盟するというのが原則ルールとなっているのである。

夫婦で仕事をすることによって、お互いに助け合って良い経営になる。さらに地元の方がワークマンを経営することによって、地元のファンが増える

というのが、その理由なのだという。

そのため、夫婦で働きやすい仕組みを導入している。それが夜8時閉店である。その後の残業も基本的にはなしのため、夜の時間をしっかりと夫婦で取ることができるのである。

 

そんなワークマンは群馬の巨大流通企業ベイシアグループのいち員である。ホームセンターのカインズもベイシアグループである。ベイシアの前身は「いせや」という小売店で、ベイシアに社名変更する際に、作業服部門を独立させ1980年にワークマンが誕生した。

当時、作業着などをワンストップで買える店がなかったため、職人に重宝されたのだという。

現社長の栗山清治さんが入社したのが1985年。千葉の衣料品チェーンからの転職組である。

それから業績は順調に増えていったが、リーマンショックによって建設業界が不況に陥り、そのあおりをうけてワークマンも売上が激減したのである。

そんな危機的状況の中で栗山清治さんが社長に就任した。

そこで改革を行ったのが商品開発である。労働人口が減っていく中、職人さん達の数も減っている。その状況下で売上を増加させるために何か新しい商品を開発する必要があったのである。

そこで、商品開発担当が思い出したのが、ある店舗の店長の言葉である。

うちの作業着を休日も着ている職人さんがいるらしいですよ。釣りの時に便利らしいです

これにヒントを得て、普段使いもできるレインコート(カッパ)の改良を行うことにした。作業着にはない派手な色使いやアウトドアで動きやすいようなストレッチ素材を採用し、イージスシリーズを開発した。

 

はじめは加盟店の店長からもそんなものが売れるのか…と懐疑的な意見が寄せられた。そこで、栗山清治社長を中心に店舗の改革も行い、イージスシリーズを店の入口付近に配置し、売れ筋商品の軍手を移動させた。こうすることによって、派手な色使いのイージスに客が寄せられ、爆発的なヒットを実現させたのである。

 

 

 

 

 

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