こんにちは。ひとりで.comです。
2018年3月3日放送のNEC presentsミライダネは「さようなら教育格差!賢い子どもはスマホで学ぶ」と題して、スマホ家庭教師のmanabo、教師がアクティブラーニングを学べるFindアクティブラーナーを特集します。
地方の受験生が昔から持つ共通の悩み・・・
「学習塾が少なく、あっても家から遠くて通えない。」
「信頼できる家庭教師がまわりにいない。」
「教育格差」は、これまで解消不能、永遠の問題でした。ところが今、IoTがそんな難問を解決しつつある。家庭教師アプリの“manabo(マナボ)”。
いつでもどこでも、学びたい時に学べる。学生はおろか、教育の現場でも注目を集めている。
分からない問題が出てきたら、スマートフォンやタブレットで問題を送信。
教え上手な家庭教師の面々が、すぐさま返信し、ネットを通じてその場で教えてくれるという画期的なアプリだ。
しかも塾に通ったり、家庭教師を頼むより圧倒的に安く、家計にも優しいと大評判とか。スマートフォンの機能を活かした驚きの機能とは?
さらに、先生が他の学校の先生に授業を学ぶ!?教育改革により、大きく変わりつつある学校の授業。その変化に悩む先生たちを救う動画サービス“Find!アクティブラーナー”も登場。
次世代教育の柱となる最新の授業を、忙しい仕事の合間に、いつでも鑑賞!教える側も、教わる側も、みんなが共に学ぶ時代。インターネットによって教育が変わる!
宮城県気仙沼市で来年受験を控える高校生がいる。近年、人口減少とともに塾の数も減ってきており、もっぱら自宅で受験勉強を行なう生徒が増えているのだという。
しかし、自己学習の場合、参考書などでわからない問題が出てきた場合、それを教えてもらうことが難しい。
そうした時に役立つアプリがある。それがスマホ家庭教師の「manabo」である。
わからない問題があったら、スマホでその問題を撮影してアップすると、チューターと呼ばれる家庭教師の候補が何人かあらわれる。生徒はその中から1番良いと思った人物を選ぶと、個別指導がスタートする。
スマホ上でメッセージのやりとりや通話、ビデオ通話などを活用して、問題を解決することができる仕組みとなっている。
月額2,678円で60分まで何度でも個別指導を受けることができるとあって、受験生から人気となっている。ちなみに、家庭教師の一般的な相場は、60分、5,000円〜10,000円となっておりその相場よりも安くなっている。
スマホ家庭教師manaboのきっかけとは?
スマホ家庭教師のmanaboは2012年、三橋克仁さんが創業した。東京大学の大学院に在学中のことだったという。自らプログラミングを行い、アプリの完成まで2年。2014年にサービスをローンチした。
チューターと呼ばれる家庭教師は、生徒との通信の際、ホワイトボード機能と言って、画面に文字を書き込むことができる機能と使って、あたかも黒板で説明しているかのような教え方ができる。これによって、細かく丁寧な説明が可能となるのである。
スマホ家庭教師のmanaboでは、小中高の生徒が利用可能となっており、これまでに2万8,000人以上が利用している。
チューターの人は、空いた時間に家庭教師ができるため、わざわざどこかに行かなくてもカフェなどでも対応することができる。これで、月3万〜5万ほどアルバイト代として稼ぐ人も増えているのだという。
家庭教師や塾の講師に比べれば少し報酬は安いが、空いた時間にできる利便性もあって、チューターの人たちの登録も増えているのだという。
開発者であり、社長の三橋克仁さんは、教育の格差によって生まれる勉強のできるできないの状態に疑問を持ち、教育格差のない未来を実現したいと考え、インターネットを活用した機会を作りたいと開発したのだという。
近年では、学習塾での利用も増えてきている。授業と授業の間などにより理解を深めるために、塾がmanaboを生徒に開放しているのである。
教師がアクティブラーニングを学ぶことができるファインドアクティブラーナー
一方、学校で教える先生にも大きな変化が起きている。それがファインドアクティブラーナーというサイトである。このサイトでは、教師が他校の授業風景を動画で見ることができるのである。
このサイトで見られるのはアクティブラーニングという授業で、アクティブラーニングとは教師が一方的に教えるのではなく、生徒が主体的に参加する授業スタイルである。
このサイトは教師がアクティブラーニングを学ぶために作られたものである。一部の動画が無料、有料会員になれば、全ての動画が見ることができる。
茨城県古河市では、全ての小学校でこのファインドアクティブラーナーを導入し、古河市の全小学校で無料で見れるようになっているのだという。