[知られざるガリバー] 快適空間をつくる三機工業株式会社 – 2018年3月4日 –

知られざるガリバー 消費者が知らないエクセレントカンパニー
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年3月4日放送の知られざるガリバー〜消費者の知らないエクセレントカンパニー〜は「三機工業株式会社」の特集。

 

建物のサイズや環境、またはニーズに応じて多種多様な“快適空間”を生み出している三機工業株式会社

“快適空間”をつくるために重要な「空調」は、冷暖房だけではなく、「空間の空気状態を総合的にコントロールすることが求められる」といいます。

季節による温度・湿度の変化…など、どんな環境にも挑み続けるオンリーワンの設備とは!?

 

 

快適空間をつくる三機工業株式会社

 

総合設備のリーディングカンパニー:三機工業

あべのハルカス
あべのハルカス

地上300m、60階建てのあべのハルカス。下層階は日本最大級の近鉄百貨店が入り、中層階は5,000人が働き、上層階は360の客室を持つ大阪マリオット都ホテルが入っている。さらに最上階には全面ガラス張りの展望台がある。

 

特に全面ガラス張りの場合、外部から受ける外乱が大きいため、その影響を軽減させるための仕組みが必要となるのである。問題は1日の温度差である。ガラスが結露すればせっかくの景色も台無しになってしまう。

そこで設置されたのが、ガラス面に沿った空調の吹き出し口である。さらに天井に備わっている吹き出し口は斜めになっており、気流を回転させながら周囲に拡散しやすい形状となっている。

 

こうしたオーダーメイドの空調設備を作るのが三機工業である。三機工業は年間売上高約1,685億円、従業員2,338人、全国の事業拠点は67ヶ所となっている。

建物内部の空調・衛生・電気・上下水道・ゴミ焼却設備・コンベヤまでを手がける総合設備のリーディングカンパニーである。

建物全体の取りまとめを行うゼネコンから発注を受けて総合設備を提案する。

 

空調設備は人間で言うと呼吸器にあたる。したがってビルが正常に動くためには欠かせないものなのである。上述のあべのハルカスにおいて、空調に使われている配管の総重量は1,200tにも及ぶ。

一般家庭の配管に置き換えると、東京→大阪間よりも長い距離になるのだという。年間3,900万人が訪れるあべのハルカスの快適な空間づくりを三機工業が演出しているのである。

東京駅近くの東京ステーションホテルでも三機工業の技術が活きていた。100年以上の歴史を誇り、丸の内駅舎の中にあるホテルで、2012年に外観はそのままにリニューアル工事を実施した。三機工業は大手建設会社の元で最上階に空調設備を設置した。

天井が高いため、この場所の場合は、床に空調を設置した。

 

 

三機工業の歴史と自然共生型工場への挑戦

 

三機工業は関東大震災の2年度にあたる1925年に設立された。建物の近代化がすすむ中、旧三井物産機械部を母体として誕生したのである。

正直な商売をモットーに、高度経済成長とともに躍進を続け、東京オリンピックや大阪万博など数々の歴史的建造物に携わってきた。

 

近年、三機工業が目指しているのが、自然に優しい空調である。

 

鳥取県大山のふもとにあるサントリー天然水、奥大山ブナの森工場は、まわりの自然と共生する自然共生型工場を目指している。それに一役買っているのが三機工業である。

冬におよそ2mの積雪があるこの地域では、冬に積もった雪を保存し、その溶けた水を利用して夏場の冷却用の水として活用する雪冷房システムを開発。

さらに生産工程で排出された熱を蓄え、その熱を活用して、事務所や生産工程での熱源として利用するということを行っている。

こうした努力によって、CO2換算で年間約400tの削減効果をもたらしている。

 

 

 

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