[がっちりマンデー!!]( マルハニチロ / アツギ / ニッコーム ) おらが県こそ輝くNo.1!東北地方初登場「青森県」青森県の女性職人集団が作っていた…新幹線に欠かせないアレとは? – 2018年3月4日

がっちりマンデー
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年3月4日放送のがっちりマンデーは「おらが県こそ輝くNo.1!東北地方初登場「青森県」青森県の女性職人集団が作っていた…新幹線に欠かせないアレとは?」と題して青森県で日本一を誇るものを紹介。

 

人気シリーズの第16弾!!「おらが県こそ輝くNo.1」で今回特集するのは青森県。

この企画で東北地方の県を取り上げるのは初となる。

スタジオゲストに経済アナリストの森永卓郎と、青森県出身タレントの田中義剛を招き、知る人ぞ知る日本一を紹介する。

青森県といえば津軽のリンゴ、大間のまぐろ、ニンニクなどが産地として有名だが、その他にもまだまだスゴイものがあった。

 

 

おらが県こそ輝くNo.1!東北地方初登場「青森県」青森県の女性職人集団が作っていた…新幹線に欠かせないアレとは?

 

 

 

マルハニチロのサバ缶

 

青森県はサバ缶の生産量が日本一である。

【サバの缶詰 年間生産数】

1位 青森県 47.8%
2位 茨城県 13.2%
3位 千葉県 11.7%

 

サバの缶詰の国内トップシェアを誇るのがマルハニチロで、その工場が青森県にあるのである。マルハニチロ全体で528万缶を年間生産しているが、青森工場でそのうちの336万缶を製造しているのである。

さらに県内には、伊藤食品・三星・八戸缶詰・宝幸などサバ缶メーカーの工場がひしめているのである。

しかし、サバの漁獲量だけで考えると、青森県は全国8位である。そんな中なぜサバの缶詰の生産量が全国1位なのだろうか。

明治時代から八戸港にはサバが多く水揚げされていた。その頃は冷蔵技術も確立されていなかったため生鮮の形に近い缶詰づくりが選ばれたのである。サバは足が早く鮮度が落ちやすいため、冷蔵技術がなかった時代には、東京などの大消費地に送ることができなかったのである。

そこで目をつけたのが当時の最新技術だった缶詰である。こうして青森県ではサバ缶 づくりが一気に広まったのである。

 

マルハニチロのサバ缶のみの年間売上は63億円にものぼる。

 

 

 

 

女性に欠かせないストッキングのアツギ

最北端の市であるむつ市ではストッキングの生産を行っている。

ストッキングの年間出荷額】

1位 青森県 52億円
2位 香川県 33億円
3位 熊本県 24億円

業界最大手のメーカー、アツギは青森県むつ市に工場を持っている。一見、東京近郊で製造したほうが効率が良いように思えるのだが…。実はもともとは神奈川県の工場で生産していたが、青森県から誘致の話がありむつ市に50年前に工場を移したのだという。

50年前、アツギストッキングの生産拡大のために人材と広い土地を探しており、青森県の誘致に手を挙げたのである。

アツギストッキングが国内最大級にまで拡大できた理由のひとつに、その品揃えの豊富さがあげられる。透明感のあるストッキングや引き締め感の強いストッキングなど、定番商品だけでも11種類もラインナップされている。

 

そんなアツギの売上高は190億円以上となっている。

 

 

 

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産業用抵抗器国内シェア100%のニッコーム

ニッコーム 産業用抵抗器
ニッコーム 産業用抵抗器

青森県の東側に位置する三沢市のニッコームという企業。こちらの企業が製造しているのが、産業用抵抗器である。青森県は産業用抵抗器を日本一作っているのだという。

このニッコームは産業用抵抗器の国内シェア100%である。ということは、青森県が産業用抵抗器のシェア100%なのである。

そもそも抵抗器は電気を熱に変える部品である。電気は時折ノイズが発生する。ノイズによって、部品に悪影響を及ぼす可能性があるため、こうした抵抗器をつけて、ノイズを吸収し、熱として逃がすという仕組みを担っている。

ニッコームは1966年に青森県三沢市で設立し現在、約100種類の産業用抵抗器を開発している。産業用抵抗器は、産業用ロボットや電気自動車、新幹線などに利用されており、われわれの生活に欠かせないパーツとなっている。

 

 

 

 

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