こんにちは。ひとりで.comです。
2018年3月18日放送のがっちりマンデーは「リクルート出身社長の儲かりのヒミツ!リクルート社員はみんな知ってる謎の言葉が!?」と題してママスクエア、村上農園、Reluxを紹介する。
今回のテーマは「元リクルートの社長」!
いろんな会社のいろんな社長を取材するがっちりマンデー!!その中には、「リクルート出身」の人がなぜか多い!きっとなにかあるに違いないと、徹底調査!すると、元リクルート独特のオリジナルな儲かり法則が!
倒産寸前の農園を立て直し、最先端の工場をつくった社長。活かされたのはリクルートで学んだ「ある言葉」だった!
じゃらんを辞めてライバル会社を起業!でもリクルートには怒られず。一体なぜ?
今日は、リクルート出身社長の儲かりの秘密に迫ります!
リクルート出身社長の儲かりのヒミツ!
子どもを預けながらそこで仕事も!ママスクエア
なんとリクルート過去58年の歴史において、定年退職した人はたったの2名しかいないのだという。脈々と受け継がれている創業者江副浩正さんのメッセージである
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
というものがある。
千葉県船橋市の藤代聡さん(52歳)は1989年リクルートに入社し、14年間勤務したのちに起業して株式会社ママスクエアを創業。その年商は6億8,000万円。
ママスクエアとはいったいどんなビジネスなのか…。ママスクエアは子どもを託児エリアにあずけて隣のオフィスで仕事ができる、というビジネスモデルなのである。ママさんが行っているのは、ママスクエアが受けた仕事の依頼の一部を担っている。
例えば、電話での営業をはじめ、データのチェック、データの入力などパートタイム制で希望のシフトで働くことができるのが特徴である。
子どもを見守るスタッフもパートタイム制で自身の子どもを預けながら子どもを見守っているのだという。
創業者の藤代聡さんは、小さな子どもが生まれて、奥さんは子どもの面倒でかなりストレスがかかっていることに気づいた。同時に働きたくても働けないママが多くいることに気づき、リクルートの教えである
世の中の不があるところに大きなチャンスがある
という言葉に沿って、2015年にママスクエアを創業したのである。事業をはじめるにあたって、行政に確認したところ、ママとこどもが同じ場所にいるため、託児事業でも保育事業でもないと言われたため、さまざまな規制に縛られずに出店できるという大きなメリットがあったのである。さらにショッピングモールなどは、働いたママが仕事帰りにスーパーに寄ったり子供服を買ったりなど館内の活性化につながっているのだという。
ママスクエアは創業からわずか3年で、現在21店舗に増加している。
野菜の芽に注目して年商86億!村上農園
静岡県焼津市の村上清貴さん(57歳)。1983年にリクルートに入社し10年働いた後に転職し、いまは社長となっている。そのビジネスがブロッコリースーパースプラウトという野菜の生産である。それが株式会社村上農園である。
昨年の売上は86億円にものぼるという。儲かりの秘密はその栽培方法にあるのだという。全200台にもおよぶ機械でブロッコリースーパースプラウトを栽培しており、徹底的な品質管理によって、たった3日で出荷できるまでに育つのだという。
もともとは叔父の会社で、カイワレ大根を専門に製造していたのだが、大阪の堺市で病原性大腸菌O-157による集団食中毒が発生し、その原因としてカイワレ大根に疑いがかけられてた。結果的には違ったのだが、その影響が大きく大赤字となってしまったのだという。
そこでリクルートの教えである
創業者利潤を追求する、そして必ずNo.1になる
を思い出し、いろんな野菜の芽を調べて商品化できそうなものはないか…と世界中からあらゆる野菜の芽を3年にわたって調べた。すると、アメリカから
ブロッコリーの芽にスルフォラファンという解毒・抗菌化作用のある成分見つかった
という知らせが届いた。しかも成長が早く1週間で収穫できることがわかり、これをたくさん作って販売することにしたのである。さらに栽培の仕方を工夫することで栄養価も3倍になることを突き止め、これをブロッコリースーパースプラウトと名付けて売り出したのである。
昨年は800トンを売り出し、シェアNo.1となった。
現在、さらなる商品開発もすすめており、最近開発したのがオイスターリーフという牡蠣の香りと味がする葉っぱである。
厳選した宿を紹介するRelux
東京都港区にあるロコパートナーズ。社長は篠塚孝哉さん(33歳)。2007年にリクルートに入社し4年間勤務。そして2011年にロコパートナーズを創業した。
ロコパートナーズはReluxというネットで旅館やホテルを予約できるサイトを運営している。この手のサイトはじゃらんや一休などいろいろあるが、このReluxは紹介する宿の数がかなり少ないのが特徴なのである。
じゃらんが約2万件の宿を取り扱っているのに対して、Reluxでは約1,000件ほどである。Reluxでは超有名ホテルや知る人ぞ知る隠れ家的宿など、厳選して紹介しているのである。ビジネスもであるとしては、宿泊料の12%が手数料として支払われる仕組みとなっている。
実は篠塚さん、リクルート時代は旅行宿泊情報サイト「じゃらん」の企画営業職だった。それもあって、友達から毎回、オススメの宿を聞かれていたのだという。
そこでわかったのは、人が求めているのは情報の量ではなく信頼できる情報の質だったら件数はいらない、ということである。
そこで、Reluxでは厳選した一流の宿だけを紹介しているのである。
Reluxでは、審査もかなり厳しく掲載をお断りしているケースもたくさんあるのだという。