[ガイアの夜明け] ( ラブリコ / ハンサムスタイル / シン・デニム)”内装”市場を攻める!– 2018年3月27日

ガイアの夜明け
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年3月20日放送のガイアの夜明けは「”内装”市場を攻める!」と題して平安伸銅工業ラブリコみはしハンサムスタイルジャパンブルーのシン・デニムを紹介します。

 

ここ数年、中古物件をおしゃれにリノベーションして販売する動きが注目されてきた。

一方で、100円ショップやホームセンターで部材を購入し、いわゆるDIYで、物件を自分の好きなように模様替えする人も増えているという。

作り上げた自慢の部屋をブログやSNSなどでアップするのも人気だ。そうした「理想の部屋づくり」市場が拡大している動きを捉え、これまでになかったDIY商品や内装材を開発し、新規事業に挑む企業の奮闘を追う。

 

“内装”市場を攻める!

 

賃貸でも自宅でDIYができるラブリコ

東京二子玉川にある二子玉川ライズという商業施設。この中に店を構えるDIYファクトリーはDo It Yourself、いわゆるDIYの専門店である。

 

このお店でいまよく売れている商品が「ラブリコ」という商品。ホームセンターなどで売られている木材にピッタリはめることができ、ネジを回して固定すると、家の壁に穴をあけずに棚などを作ることが出来る。

このラブリコを製造販売しているのが日用品の販売メーカーである平安伸銅工業である。このラブリコを発案したのが3代目社長の竹内香予子さん(35歳)である。

 

この会社は、簡単に自宅に収納を増やせる突っ張り棒を主力製品としていた。その技術を応用し、新たにラブリコを開発したのである。

こうしたDIY市場は現在活気づいており、ホームセンターの年間総売上高は約4兆円となっている。

 

 

 

内装材メーカーみはしが挑む消費者向けビジネス

ハンサムスタイル
ハンサムスタイル

埼玉県和光市に本社を置くみはしという企業がある。創業は1973年で、建築用の装飾材を製造販売している。中でも、壁や柱につける装飾用の素材に定評がある。

飲食店やホテル、結婚式場などで幅広く使われている。これまで、業者向けの販売が主力だったが、2017年より一般向けの商品展開に乗り出したのである。

それが、ハンサムスタイルというブランドである。一般消費者向けのDIYをネット販売している。取り付けに必要なのは市販のテープやボンドだけで簡単に部屋の模様替えができる仕組みとなっている。

 

満を持してECサイトをオープンしたものの、サイトへのアクセス数は伸びず売上もあがっていない状態だった。

ハンサムスタイルの立て直しに向けて、不動産屋さんを回ることに。近年、関東近郊の不動産屋さんは賃貸物件の空室率があがっており、問題となっていた。そこで、他社との差をつけるためにハンサムスタイルで部屋を模様替えし、空室率上昇に歯止めをかけられないかと考えたのである。

こうした空室の模様替えを通してハンサムスタイルの事例を増やしていければと思っていたのである。

 

ハンサムスタイル
ハンサムスタイル

 

さらに、より使い勝手が良いように、セットとなる商品の開発も考案。マントルピースと呼ばれる本来暖炉を囲うための壁の装飾を作ろうとしていたのである。

 

ピカピカに晴れた月曜日。 新年度の始まりですね。 うちの長男も今日、入社式を迎えました✨ 背筋が伸びる思いで会社に向かったのかな。 社会人になりこれで正真正銘大人の仲間入り。 親として嬉しいけど、 あっという間の息子の成長に あっという間に歳とったな…私…の実感です…??? * picはやっと出来た❣ 夫に頼んで作ってもらい私が塗装した 我が家のDIYマントルピース。 この窓下に合わせて作ってもらったけど 玄関に置こうか迷い中です。 色塗り楽しかったな〜〜♪ #おうちdiy #手作りマントルピース #マントルピース #diy #手作り #フレンチシャビー #シャビーシック #インテリア #旭川 #asahikawa #北海道

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デニムを内装素材に!ジャパンブルーのシン・デニム

ジャパンブルー
ジャパンブルー

岡山県倉敷市にあるジャパンブルーという企業が手がける新しいデニム「シン・デニム」。従来のデニムに比べ強度は2.5倍以上でほとんど色落ちしないという特徴がある。その特徴を活かし、先日高校の学生服にも採用された。

ジャパンブルーは高い品質で世界29カ国で販売されている。

 

それでも、社長の真鍋さんは、危機感を抱いていた。これから、人口減少がすすむ中でアパレル製品だけの需要では先細りが見えている、と考えており、学生服への展開だけでなく、それ以外の用途にもこのシン・デニムが使えないかと考えていたのである。

そこで思いついたのが、内装の壁紙である。

壁紙にシン・デニムが使えれば、生地の製造を大きく拡大できると考えていたのである。

 

生地を内装材に使ってもらおうと、倉敷の大和ハウス工業に掛け合い、シン・デニムを内装材として受け入れてもらえることとなった。

しかし、そこには大きなハードルが待ち構えていた。

住宅の内装材として使うためには、燃えにくい材料として不燃材の認定を国から受ける必要があるのである。本来は燃えやすいデニム…どのようにこの課題を解決するのだろうか。

 

ジャパンブルーの開発担当の小野さんが訪れたのが、京都にあるエリモ工業である。このエリモ工業は壁紙の特殊な加工を得意とする企業である。ここで防炎加工を施すことで本来燃えやすいデニムを燃えづらく、かつデニムの肌触りを失わない加工ができないかと考えたのである。

 

試験の結果、不燃材の認定を通りそうなまで防炎加工を施すことができた。

 

 

 

室内の大掛かりなリフォーム、かつてはプロに依頼するのが当たり前だった。しかしこれまでの常識を超えたさまざまな商品の登場で、自分が思い描く部屋が実現できるようになった。

しかも費用は抑えられる。より身近になった模様替え、新たな年度を迎えるこの時期にチャレンジするのも良いかもしれません。

 

 

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