[知られざるガリバー]小型屋外作業機械のリーディングカンパニー株式会社やまびこ – 2018年4月22日

知られざるガリバー 消費者が知らないエクセレントカンパニー
LINEで送る
Pocket

 

こんにちは。ひとりで.comです。

2018年4月22日放送の知られざるガリバー〜消費者の知らないエクセレントカンパニー〜は株式会社やまびこの特集。

 

小型屋外作業機械のリーディングカンパニー「株式会社やまびこ」。環境規制が厳しくなる中、「排気ガスのクリーン化」と「エンジン出力の向上」の相反する課題に取り組み、世界最高水準を目指して日々改良を続けています。今回は、そんな新たな挑戦を続ける「やまびこ」のモノづくりの真髄に迫ります!

 

小型屋外作業機械のリーディングカンパニー株式会社やまびこ

 

基礎技術に特許を持つ株式会社やまびこ

 

森や林の景観を維持するのに欠かせない道具といえばチェンソー。などの小型屋外作業機械。この文やで国内トップメーカーが株式会社やまびこである。”人と自然をつなぐエッセンス”、これが株式会社やまびこの企業理念である。

 

小型屋外作業機械に加えて、農業用管理機械や一般産業用機械、この3つの分野にて90以上もの国と地域にビジネスを展開している株式会社やまびこ。グループ年商は1,100億円、従業員数は3,200人ほどで、ほとんどの製品を熟練した職人がひとつひとつ手作業で製品を組み立てている。

高性能で軽量化された製品を作るためにはさまざまな基礎技術を必要とする。そのひとつが鉄めっきである。耐久性の高いエンジン部品を作るための技術で、こうした技術に対しても自社で特許を取得している。この他にも国内外でおよそ350件もの特許を持っているのが株式会社やまびこの強みのひとつでもある。

 

 

 

ライバル2社が経営統合してできた株式会社やまびこ

やまびこ チェンソー
やまびこ チェンソー

軽さとパワフルさを備える株式会社やまびこの小型工作機械。エンジン部品などは外注するのが一般的だが、株式会社やまびこでは、鋳造から自社で行っている。ここまで自社で完結する仕組みを持つのは世界的に見ても稀なのだという。

エンジンだけでなく、ほぼすべての製品が自社で生産されており、それこそが株式会社やまびこの強みなのである。

 

株式会社やまびこは2008年、共立と新ダイワ工業という屋外作業機械メーカー2社が経営統合して生まれた企業である。両者のファンのために、それぞれが持つブランドに関してはそのまま残しているのである。

 

共立の前身である共立農機は1947年、軍用機の技術者などによって創業された。当時から製品に搭載するエンジンはほとんど自社で生産していた。こうした技術は、のちに農業区域などに広がっていった。

一方、新ダイワ工業の前身である浅本精機製作所は1952年に広島で創業した。電動工具などの分野で実力を発揮していていた。

どちらの企業も主力製品はチェンソー、すなわちライバル企業だった。

 

ライバル企業だった2社が経営統合することになったきっかけは、環境規制の波だった。これを乗り切るためには強大な資本力が必要だった。そこで、ライバル関係を解消して共存共栄の道を選んだのである。

 

 

 

スポンサードリンク