こんにちは。ひとりで.comです。
2018年4月29日放送の林先生が驚く初耳学。
「白熱教室」では、ある本に紹介されている成功の法則を題材に、“イイ人より嫌なヤツの方が年収が高い”という説を取り上げ、林先生が徹底解説。あまりに残酷すぎる法則の数々にスタジオも騒然…。イイ人ばかりで損をしないための秘策とは?
「澤部の初耳ピーポー」では、エステティシャンのほかにもうひとつの仕事を掛け持つ美女に密着。浅田真央も絶賛!彼女の意外な職業とは?
さらに、中島健人がスタジオを飛び出し、今、世界が注目するバルーンアーティストの制作現場に潜入。アメリカで行われたファションショーでも大きな話題となったバルーンドレス作りにヒミツを探る。
【目次】
林先生の白熱教室:イイ人より嫌なヤツの方が年収が100万高い
これは、今話題の本である「残酷すぎる成功法則」にかかれていた言葉である。
この本の中で良い人は人と仲良く付き合いを重んじる人を指しており、嫌な人は人付き合いを気にせず同調性の低い人を指している。
さらにお世辞を言ってもいつかはバれると思われるかもしれないが、どんな見え透いたゴマをすっても効果があるという研究結果があったのである。
良い人か悪い人かを試すゲームとして
囚人のジレンマ
というゲームがある。
これは大学でも学ぶゲーム理論のひとつで、罪を犯した2人の仲間が警察に捕まり個別に尋問を受ける中で、黙秘をするのか、仲間を裏切るのかを試すものである。
この時、
- 2人とも黙秘した場合:2人とも懲役1年
- 2人とも裏切った場合:2人とも懲役3年
- 1人が裏切り、1人が黙秘:1人が無罪、1人が懲役5年
となる。
客観的に見れば2人が黙秘することが1番得になるはずなのだが、当事者からするとそれがわからなくなってしまうのである。これが囚人のジレンマである。
実はこのように人が人を信用しない国が実際にあるのだという。それがモルドバ共和国である。モルドバ共和国は1991年、旧ソビエト連邦から独立した東ヨーロッパの小国で不幸な国ランキングでもワースト1位になる国である。
例えば35歳以下の医者は賄賂で医者になった可能性が高いと思われており、看てもらいたがらない、ということが起こっているのである。
ファッションで使われるカットソーとは?
ファッションに関する初耳学。
ファッション誌には、多くの紙面で「カットソー」という言葉が使われているが、そもそもカットソーとはいったいどんなもののことを言うのだろうか。番組が街中で100人にアンケートをとったところ、正しく説明できた人はゼロ人だったのだという。
正解は…カットソーとは、編んだ生地を裁断し縫って作られた洋服
のことを指すのである。したがって、パーカーやポロシャツといったものでも1本の糸で編まれ、裁断され縫い合わされたものであればカットソーなのである。
一方、縦と横の糸で織物として編まれたシャツやデニム、スーツなどはカットソーとは呼ばないのである。
ファッション業界では、80年代頃からこのカットソーという言葉が使われ始め、オシャレで高級感があるため浸透したと言われている。
コーヒーの混ぜ方は円を描かないで混ぜる?
近年、見た目を重視したコーヒーショップよりも、豆の産地や焙煎にこだわったコーヒーの専門店に再び注目が集まっているのだという。
その1つが表参道にある丸山珈琲というお店。生産者から豆のバイヤー、バリスタまでが一流揃いでコーヒー1杯が1,000円を超える。
コーヒーと言えば、最近、これまでの常識をくつがえす事実が判明したのをご存知だろうか。それが、
コーヒーを飲んだ方が快眠が期待できる
のだという。
コーヒーというと、カフェインのイメージが非常に強いが、実はカフェインよりも多く入っている成分としてポリフェノールがある。このポリフェノールが寝付きをよくする効果があるということがわかってきたのである。
ここで、コーヒーに関連する初耳学。
コーヒーを飲む際にミルクを入れる人が多いが、ミルクのかき混ぜ方にはおいしくなるかき混ぜ方があるのだという。それはどのように混ぜるのだろうか。
一般的に水分を混ぜる時は以下のように円を描くように混ぜる人が多いが、実はこのやり方ではちゃんと混ざってないのである。
円を描くように混ぜるのではなく、縦に動かすことによって、乱流ができ瞬時に混ぜることができるのである。
エステとラーメン屋の二刀流:鈴木瑞穂さん
今回の初耳ピーポーは、大谷翔平のような二刀流を持つ女性。まずひとつはエステティシャン。美意識が高く、美容道具や食生活にも気を遣っており、最新のスーパーフードの情報収集も欠かせない。
鈴木瑞穂さんはブンブンブラウカフェというラーメン屋さんを運営している。ラーメン屋さんでは珍しく、8割のお客さんが女性なのだという。女性に人気なその理由は、そのヘルシーさ。油分は5ccしかつかっていなかったり、カロリーが普通のラーメンの半分以下といったように、女性に優しいラーメンとなっている。
ここで医療に関する初耳学。
VTRとして流れたのが、脳の手術中にギターをひく患者である。
この患者、なぜ手術中にギターをひいていたのだろうか。
実はこの患者、脳の障害から筋肉が動かなくなる神経疾患「ジストニア」という病気の患者で、敢えてギターをひかせて脳の反応をみていたのである。これを覚醒下手術といい、脳の異常部分を特定するため意識のある患者に確認しながら行っていたのである。
バルーンアートが医者の分野で活躍?
いまファッション業界で世界から認められる日本人女性がいる。昨年、アメリカで行われたファッションショーで彼女が作ったドレスが世界一に輝いた。
そのドレスはなんと風船でできているのである。
そのドレスを作ったのは、バルーンアーティストの神宮エミさん。その美しさや独創性が認められ、数々の賞を受賞した経歴を持つ。
ここでバルーンに関わる初耳学。
いま、ある分野の医者が注目しているのだという。それはどんな分野の医者でなぜなのだろうか。
正解は…歯医者さん。
歯の治療に使う器具でバルーンアートを行い、子供たちの恐怖心を払拭しようとしているのである。
日本でただひとりのペアン鉗子職人
埼玉県北足立郡で日本で唯一の職人さんが貴重な医療器具を作っているのだという。その医療器具を作っている職人が一木新之助さん(83歳)である。工場でいちから器具を作れるのは、一木新之助さんただひとりだという。
それが、ペアン鉗子である。ペアン鉗子といえば、外科の手術で血管に挟んで止血するための医療器具である。ペアン鉗子には主に2種類ありハサミのように外れないBOX型と言われるものと、鉗子を外すことができる外し型がある。一木新之助さんは、このうち、外し型をいちから作る職人なのである。
ここで天気に関する初耳学。
天気予報などで出て来る、低気圧と高気圧。低気圧は”すすむ”と表現し、高気圧は”移動する”と表現する。なぜ同じ気圧なのに別の表現なのか。
正解は…低気圧のように目がはっきりしているものに関しては、すすむと表現する一方、高気圧は目がはっきりしていないため、移動するという表現を使うのである。