こんにちは。ひとりで.comです。
さて、今回はGoogleスプレッドシートについにグループ化機能が実装されましたので、そちらに関して紹介していきたいと思います。
Excelのグループ化については、以下の記事を参考にしてください。
Googleスプレッドシートでグループ化が可能に!
グループ化とは?
グループ化とは、Excel(エクセル)には以前から標準搭載されていた機能ではありますが、表計算ソフトで表が長くなってしまった際に、複数の行や列を1つのグループとしてまとめて格納できる機能です。
グループ化機能は、行列双方につけることが可能で以下の図のようにグループ化した部分は[+]ボタンが付与されます。
Googleスプレッドシートでグループ化を使う方法
それでは、実際にどのようにGoogleスプレッドシートでグループ化をしていけばよいのかについてみていきましょう。
まずは、適当なデータを用意します。今回は以下のような営業マンの個人別売上目標の表を使っていきたいと思います。
この表を使って、グループ化をしたいと思います。上記の個人別売上表は、個々人の売上目標を一覧で見るには大変見やすい表かもしれませんが、これ以上人が増えたりすると、縦に表が長くなってしまい、非常に見づらいものになってしまいます。
また、経営層が見る場合、個々人の売上目標はあまり有用な情報ではなく、各営業部がどのくらいの予算(営業目標)を掲げているのか…といった情報の方が必要となるでしょう。
そうした場合、個々人の営業目標の数値については表示せずにグループ化すると良いでしょう。
グループ化をするためには、グループ化をしたい行(or 列)を選択した状態で[データ]の[グループ化]を選択します。
[データ]の[グループ化]以外にも行(or 列)を選択した状態で右クリックして、[グループ化]を選択することでもグループ化をすることができます。
同様にして個人名の部分をグループ化することによって以下のように一気に表がすっきりします。
また、グループ化した後は、グループ化されている[+]ボタンを右クリックすることで、グループ化の変更ができます。
Googleスプレッドシートのグループ化で注意すべきこと
ここまでGoogleスプレッドシートのグループ化について紹介してきましたが、Excel(エクセル)でのグループ化に慣れている人にひとつ注意点があります。
それが、Googleスプレッドシートにおけるグループ化には階層化の概念がありません。すなわち、グループ化したものをさらにグループ化する…といったことができない仕様になっています(2018年5月現在)。
もしかしたら、今後、この複数階層に関してもできるようになるかもしれませんが、いまのところ複数階層のグループ化はできない点には注意してください。
いかがでしたでしょうか?Googleスプレッドシートのグループ化は見せたい項目をよりスッキリさせるために非常に有用な機能ですので、目的に合わせて活用するようにしましょう。