こんにちは。ひとりで.comです。
2018年6月3日放送の林先生が驚く初耳学。
「白熱教室」では、林先生がネットメディアに掲載されたある著名人の言葉を題材に、挨拶をしないことの“ツケ”について熱弁!「澤部の初耳ピーポー」では、ロシアを拠点に活躍する日本人女性に密着。フィギュアスケートの羽生結弦選手もその才能を絶賛する彼女の職業とは…?
また、普段何気なく手にしている牛乳パックに隠された驚きのトリックを、林先生が高畑敦子との寸劇で解説。
Sexy Zone中島健人は東京大手町のビルの中にある牧場に潜入し、酪農を体験する。そこには、特殊な環境ならではの苦労と工夫が…。
さらに、大相撲の優勝祝賀会で優勝力士が持つ「大鯛」にまつわるヒミツや、耳のよさがモノをいう「時報」の聞き比べ問題など、難問奇問が続々登場!!
【目次】
林先生の白熱教室:下々の人にも進んで挨拶すべき!
これは、プレジデントオンラインの「ありがとうを言わない人は”必ず失う”」という記事からの引用で、これは元アメリカ国防長官のパウエル氏の発言だという。
この記事の中で、パウエル氏がよく車を止めていた駐車場のエピソードが描かれている。その駐車場は、キーを渡して、係員がその車を駐車スペースに持っていく、という場所だったのだという。
奥の方に車を留められると、車を出庫するのに時間がかかってしまうため、なるべく手前の時間のかからない場所に停めてほしいと思っていたパウエル氏は、係員に対して
どういう人の車を手前にとめるのか?
と質問したところ
しっかり挨拶してくれる人の車は手前に停めるし、無視したりする人の車は奥の方に停める
と語ったのだという。
したがってこの記事では、挨拶をしないということは失うものがある…というように結んでいるのである。
さらに、挨拶というのは、その姿を周りの人に見せつけることになるものであり、
あの人は丁寧なあいさつをする人なんだ…
という印象を人に見せることができる。
また、羽生結弦選手や大谷翔平選手といった世界的に素晴らしい実績を残している選手も周囲に対して丁寧な挨拶をしていることも有名である。
大谷翔平選手に関しては、いっとき話題となった目標達成シート(マンダラート)にもあいさつのワードが入っている。
東京のど真ん中に牧場?
東京駅から徒歩1分のビルの13階に大手町牧場という牧場があるのをご存知だろうか。ここでは、ヤギや豚などが実際にビルの中で飼育されている。
実は日本の酪農家は、1963年のピーク時と比較して、26分の1に減少している。そんな酪農家の現象に歯止めをかけるべく、人材サービス企業のパソナが新規事業としてスタートしたのが大手町牧場である。
酪農家を目指す学生や定年後のサラリーマンを対象に酪農セミナーを開催し、人材育成を行っている。
ここで牛乳に関しての初耳学。
1リットルの牛乳パックは、1,000立方センチメートルでどの会社も同じはずだが、実は正確に体積を測ってみると、950立方センチメートルしかない…。ではなぜ体積は小さくなっているのか…。
牛乳パックは紙のためある程度膨らむことが想定されており、膨らんだ状態で1,000立方センチメートルになるように、計算されて作られているのである。したがって、紙パックの体積は950.6立方センチメートルだが、実際に入っている牛乳の量は1,000立方センチメートルなのである。
羽生結弦選手が対談したピアニスト:松田華音さん
国民栄誉賞の受賞が決定した羽生結弦選手と対談した動画が、46万回も再生されたと話題のピアニストの松田華音さん。その道を極めるために幼少の頃からロシアに渡り、数々の大会で1位を総なめにしてきた。現在はロシアの学校に通いながらさらなる技術向上を目指しているという。
ピアニストの松田華音が、平成30年知事表彰「かがわ21世紀大賞」を受賞いたしました。かがわ21世紀大賞は、香川県のイメージアップやにぎわいづくりなど県政の推進に特に功労のあった方を顕彰する制度です。今後も松田華音の活動に、ご注目ください!詳細はこちらから⇒ https://t.co/M2XKvJkYsh pic.twitter.com/PxMAwW94vZ
— ジャパン・アーツ(Japan Arts) (@japan_arts) 2018年4月13日
ピアニストということもあり、コンサートに出るための衣装代は1着30万するときもあるのだとか…。さらに芸術性を高めるために日々読書をしているという。時間があれば美術館にも火曜のだという。
いま音楽界を揺るがすある騒動が起きているのをご存知だろうか。それが国際標準ピッチ競争である。
近年、基準となる「ラ」の音を440ヘルツよりも高い周波数に合わせて演奏するオーケストラが増加している。というのも、高い周波数だとより華やかなオーケストラの音になるからである。例えば、スターウォーズのテーマは442ヘルツで演奏されたものである。
しかし、周波数をあげることで弦をきつく締めるために楽器に負担がかかったり、オペラ歌手は高い音を出すことが困難になったりするため、標準ピッチを守るべきという声も上がっている。
Wikipediaのヒトの画像で反対意見続出
Wikipediaのある項目のトップページにある下記の写真。
これは、Wikipediaでヒトの項目に掲載されている写真である。実はこの写真に決まるまでに編集者は約5年議論を重ねたのだという。
これはタイのアカ族という種族で、アルファベットのAから始まるという客観的な理由だったため反対意見があがらずに採用されたのだという。
ファッション付録で一人勝ちする宝島社
いま、ファッション誌業界で一人勝ちを続ける宝島社。その特徴といえば、とても付録とは思えない豪華な雑誌付録である。1万部売れればヒットと言われる雑誌業界の中で付録付きの本は10万部超えを連発している。
中でも最も売れたのが、イタリア製の高級革ブランドのイルビゾンテのトートバッグ付の雑誌である。雑誌よりも付録を前面に押し出し、2,160円で販売したが、10万部が1週間で即完売したのだという。
これまで宝島社が販売した付録つきの本は累計で7,200万部を販売した。
ここで本に関する初耳学。
辞書を作るには、歯磨き粉とホワイトチョコレートの原料が欠かせないのだという。これはどういうことだろうか。
実は、辞書に使われる紙は通常の紙より薄く作られているが、それだけ薄くしても透けにくくなっているのである。その材料として使われているのが歯磨き粉とホワイトチョコレートの原料なのである。
辞書の紙には炭酸カルシウムと二酸化チタンが使われているが、炭酸カルシウムは歯磨き粉の研磨剤として使われており、二酸化チタンはホワイトチョコレートの着色料に使われているのである。
優勝祝賀会で大鯛がない?
大相撲の優勝祝賀会などで使われるタイ。昔から祝いの席などで使われる事が多いが、タイはサイズが大きくなると味が落ちるのだという。さらに、大きいサイズのタイは通常サイズのタイよりも安く取り扱われているのである。
大相撲の2012年5月場所に、このタイを巡って騒動が起きたのだという。その際、優勝したのは平幕の旭天鵬である。所属部屋にとっても想定外だったため、大鯛を用意しておらず慌てて準備をしたのだという。結局アメ横や築地など、どこを探しても見つからなかった。
しかし、白鳳が所属している部屋から譲ってもらい、なんとか祝賀会を開催することができたのだという。
ここで魚に関する初耳学。
初夏の季節に旬を迎えるのが金目鯛。赤い体が特徴的で深海魚の一種である。そんな金目鯛は体が赤くないと深海で生きていけないのだという。それはどういう理由だろうか。
赤という色は、深海には届かず、深海においては、真っ黒の色に見える。黒く見えることによって、敵に見つからず生存することができているため、赤くなかったとすると、敵に見つかる確率が高くなり、生存が難しくなるのである。