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2018年7月2日放送の夢遺産〜リーダーの夢の先〜は株式会社トリドールホールディングス社長・粟田貴也さんが登場。
今回の夢追人は、丸亀製麺で広く親しまれるトリドールホールディングス社長粟田貴也。急成長した大企業の始まりは、人気がない焼き鳥店だった!“未来に遺したい夢”とは?
株式会社トリドールホールディングスの基本情報
社名 | 株式会社トリドールホールディングス |
住所 | 〒651-0088 兵庫県神戸市中央区小野柄通七丁目1-1 日本生命三宮駅前ビル11階 |
創業 | 平成2年6月11日 有限会社トリドールコーポレーション設立 平成7年10月28日 株式会社トリドールに組織変更 平成28年10月1日 持株会社体制移行に伴い株式会社トリドールホールディングスに商号変更 |
資本金 | 3,995,013千円(平成29年3月31日現在) |
売上 | 1,165億円(2018年3月期) |
事業内容 | 讃岐釜揚げうどん 「丸亀製麺」 焼鳥ファミリーダイニング 「とりどーる」 醤油ラーメン専門店 「丸醤屋」 焼きそば専門店 「長田本庄軒」 美と健康のライフスタイルブランド「SONOKO」 など |
従業員 | 社員数:1,077人 (平成29年3月31日現在) パート数:11,425人 (平成29年3月31日現在) ※1日8時間換算による月平均人数 |
鳥インフルエンザで上場白紙、そこから事業再構築
目の前で釜揚げされる丸亀製麺やとんかつ、焼きそばなど、国内外に1,561店舗の外食事業を展開するトリドールホールディングス。社長の粟田貴也さんには若い頃夢があった。
それは…
焼き鳥店を3店舗展開する
こと。
このきっかけは学生時代にかけられたある言葉だった。
美味しいね、いつもありがとう
この言葉が自分のやっていることに意義を感じ、飲食店をやりたいと思うようになったのだという。当時給料が良かった運送業で資金を貯め、1985年に焼き鳥店をオープンさせた。
その店の屋号には「トリドール3番館」と目標の数値を入れたという。
しかし、当時はまったくもって売れなかったのだという。そこで商売の難しさを痛感したという。そんな中、酎ハイブームが起こり、経営は上向きになったという。
そこで経営方針を変更。家族で来店できるお店をどんどん増やしていくことにした。これが成功に繋がり、上場が視野に入った。そんな矢先に2004年、鳥インフルエンザが流行。
それを受けて、上場を一旦白紙にし、事業の再構築を考えたのだという。
そのときに思い出したのが父の故郷、香川県で見た讃岐うどんだった。手作り・できたて・臨場感のある実演を再現したところ、消費者に刺さり大繁盛店となった。同じスタイルで事業を拡大し、5年足らずで1,500店舗以上の大きさへと拡大したのである。
そんな粟田貴也さんが、未来に残したい夢は
世界で通用する食をコアにした企業になりたい
である。2025年には世界で6,000店舗を展開したいのだという。