こんにちは。ひとりで.comです。
2018年7月8日放送のがっちりマンデーは「ウチのNO.1社員は70歳オーバー!」と題して74歳のトップ営業マンがいる広告代理店の宣通、滑車を作る90歳の職人がいる横引シャッター、82歳でキレッキレの道路誘導を行う日本綜合警備を紹介する。
高齢化社会と言われて久しい日本。もう一方で会社は人手不足で悩んでいるという現実がある。
その中で、働くシニアたちが急増中!!会社にとっては無くてはならない人物がたくさんいた。
「ウチのNO.1社員は70歳オーバー!」をテーマに特集して紹介します。
ウチのNO.1社員は70歳オーバー!
74歳でトップ営業マン:広告代理店の宣通
愛知県名古屋市にある株式会社宣通という広告代理店。この営業一部の影山義昭さんは御年74歳。この方が取り扱っている広告がいわゆる名刺広告と呼ばれるものである。新聞などに掲載されている会社名や代表者名、住所だけの広告である。
1枠自体の値段は5万円ほどのだが、枠の数が多いため、数多くの契約を取ってこなければならないのである。
そんな名刺広告の営業を影山さんはまず地域ごとにわかれたリストに対してしらみつぶしに架電を行うローラー作戦を行う。1回目で担当者につながる確率は10%以下だという。なんとこれまで10年間でかけた量は30万件以上にも及ぶという。
担当者に電話がつながると、すぐさまFAXで企画概要を送るということを徹底している。そしてFAXを送ったら紙を捨てられないその日のうちに再度担当者を捕まえるのがコツだという。
影山義昭さんの電話での喋り方は早すぎず遅すぎず落ち着いた口調で相手に安心感を与えてくれる。
実はこの安心感というのは、株式会社宣通の狙いのひとつでもあり、20年前からシニアを積極的に採用して営業として活用することで売上を伸ばしてきたのだという。
90歳の職人:横引シャッターの滑車づくり
東京足立区にある株式会社横引シャッターという企業。車庫や工場などにある横開きのシャッターを製造している企業である。この会社の平久守さんはなんと90歳。その歳で自転車で通勤しているのだという。
平久守さんは、シャッターについている滑車を作る達人なのだという。滑車を作る際、車輪と軸をネジで打ち付けるのだが、この打ち付ける力を一定にすることができるため、ぐらつきがない滑車を作ることができるのである。
いまや、株式会社横引シャッターの滑車づくりを一手に引き受けており、1日約150個製造しているのだという。もともとは溶接の職人だった平久守さんは65歳で定年退職後、13年間無職だったのだが、78歳で再就職を決断し株式会社横引シャッターに入社したのだという。
実は株式会社横引シャッターでは先代の社長の時からシニアを積極的に採用しその技術力を生かしているのだという。
82歳でキレッキレ:道路誘導の日本綜合警備
東京都立川にある日本綜合警備株式会社。社員の全員が絶賛するほどの人物が上野敏夫さん(82歳)である。道路の誘導を20年行っているという。上野敏夫さんはその旗さばきがキレッキレ。82歳にはとても見えないさばき具合なのである。
さらに、道路誘導で車の運転手に迷惑をかけるのだから…ということで、きっちりお辞儀を行い、運転手への気遣いも忘れない。
また、商売道具の旗は毎日持ち帰り自宅で洗濯を欠かさない。