こんにちは。ひとりで.comです。
2018年9月9日放送のがっちりマンデーは「東京ビッグサイトの展示会で「儲かる原石」発見!」と題してAIレジのベーカリースキャン、透明なコーヒー、クリアコーヒー、鎌倉製作所の工場向け送風機を紹介します。
人気シリーズの第5弾!!東京ビッグサイトの展示場で発見!未来の儲かる原石を特集します。
前回は、ペットビジネスの展示会から装着すると犬がおとなしくなる装置や、食べ物&素材の業界から、米粒や髪の毛など小さなものもスライスにできる、切れ味抜群の刃物などを紹介します。
東京ビッグサイトの展示会で「儲かる原石」発見!
パン屋のレジ行列を解消:ブレインのAIレジ(ベーカリースキャン)
2018年7月17日から3日間開催された第7回ベーカリー&カフェジャパン2018。パン屋さんやカフェのための最新機器や材料を取り扱うメーカーなどが出展していた。
その中でも人気を集めていたのが
パン好きの牛乳
である。
2018年にカネカ食品が発売したこのパン好きの牛乳は、牛乳独特の匂いを抑えるために殺菌の温度を下げ、小麦の香りを邪魔しないのだという。
また、株式会社ブレインという企業が出展していたのが、AIを活用したレジ(=ベーカリースキャン)である。購入したパンをレジ台に置くとレジに商品画像が表示され、その値段が瞬時にわかってしまうという最新式のレジである。
展示会後にはたくさんの反響をもらっており、日々対応している状況だと言うが、実はこのAIレジ、既に導入している店舗もあるのだという。千葉駅構内にあるピーターパンJrというパン屋さんがそのひとつである。
パン屋さんのレジは、ひとつひとつ商品の種類をレジ係が識別し合計金額を出す、そしてその後そのパンをひとつひとつ袋詰しなければならないため、レジでかかる時間が長くなってしまい、レジが混雑してしまいがちである。しかし、このAIレジを活用することによってその時間が大きく短縮できるのである。
AIレジはお店にあるパンをひとつひとついろんな角度から撮影し、それをレジに覚えさせていくことによってより精度がましていく仕組みとなっている。もしレジで判別が間違っていたら店員さんが訂正していくことでより正確性が増していくのである。
透明飲料のブームに新たな商品、クリアコーヒーを作る日本粉末薬品
2018年6月27日から3日間開催された第3回ドリンクジャパン。このドリンクジャパンは飲料業界の展示会で、ポーランドなど海外の企業も出展してきている。
そんな中、注目を集めていたのが日本粉末薬品という企業のブースである。ここで振る舞われていたドリンクが透明なコーヒー、クリアコーヒーである。
現在、ドリンク業界では空前の透明飲料ブームが起きており、その市場規模は2007年には228万ケースだったのが、2017年には3420万ケース、すなわち15倍ほどに伸びているのである。
この日本粉末薬品が開発したクリアコーヒーは、今流行りの透明飲料とは作り方も異なるのだという。このクリアコーヒーはコーヒーエキスを水に打ち込むことによってコーヒー風の飲料にしているのだという。現在出回っている透明飲料は、水に砂糖や香料で味付けをしている場合が多い。
さらにこの日本粉末薬品では、必要なエキスのみを抜き出した透明な醤油などの開発も手がけているのだという。
工場向け送風機で国内No.1:鎌倉製作所の送風機
2018年5月30日から3日間開催されたスマートファクトリージャパン2018。工場で活躍しそうな技術や製品が集まるとだけあって、この期間で4万人が来場したのだという。
その中でひときわ大きな製品を展示していたのが、屋上換気扇のメーカーである鎌倉製作所である。
鎌倉製作所は屋上換気扇の業界で全国売上No.1となっている。上記の青い物体は送風機で製鉄所や鋳物工場など熱いものを扱う場所で大活躍するのだという。
特に今年は猛暑の影響もあり、注文が殺到したのだという。夏の売上は昨年の2倍だったのである。