[夢遺産]イムラ封筒社長・井村優さん- 2018年10月15日 –

夢遺産
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年10月15日放送の夢遺産〜リーダーの夢の先〜イムラ封筒社長・井村優さんが登場。

 

 

今回の夢追人は、封筒業界唯一の上場企業イムラ封筒社長、井村優さん。結婚を機に証券マンから転職、倉庫勤めでみつけた仕事のやりがいとは?そして“未来に遺したい夢”とは?

 

 

株式会社イムラ封筒の基本情報

 

社名 株式会社イムラ封筒
住所 〒540-0026 大阪市中央区内本町二丁目1-13
創業 大正7年7月
代表 代表取締役社長 井村 優
資本金 11億97百万円
売上 213億31百万円(平成29年1月期実績)
事業内容 1.封筒・袋などの紙製品、文具等の製造・販売

2.不織布・フィルム等を素材とする封筒、袋類等の製造、販売

3.印刷物やダイレクトメールの企画・制作、封入、封緘、発送・保管及び情報処理業務の受託

4.広告代理業務

5.コンピュータや周辺機器の販売、ソフトウェアの開発・制作、販売及び保守管理

従業員 796名(平成29年1月末現在)

 

創業から100年、企業や公共機関の封筒を手がけるイムラ封筒。現社長の井村さんの社会人スタートはこの会社ではなかった。それは1987年、バブルに沸く丸の内の大手証券会社であった。しかし、その会社の従業員は、会社のためではなく保身のために働いているように見えたのだという。

人生の転機となったのは結婚である。イムラ封筒の娘さんとの結婚を機に「後継者としてこないか」と義父に誘われたのだという。バブル崩壊後、後継者となることを決意したのだが、後継者になることは決して楽ではなかった。

まずは現場で8年間ぐらいは働いてもらうと言われていたため、丸の内の証券マンから一変して、資材を管理する部署でフォークリフトを操作する仕事になったのである。

そんな中で気づいたことは

この仕事は必ず将来自分の血となり肉となる

と。この仕事はやらされているのではなく、自分でやっているんだと思うように気持ちを切り替えた。そして、自分のやっている仕事が工場内の人たちに喜ばれたことが働く上でのエネルギーとなったのである。

すべての現場を経験し、入社から20年かけて2013年に社長に就任した。そこではじめたことは、収益を少しでもあげて社員に還元することである。

会社の中で「Give&Give&Give」という言葉を作り、会社内に広めているという。これはすなわち、社会に対して何を貢献できるか、従業員や仲間に対して何を貢献できるか、家族に対して何を貢献できるか、そういうことを考えながら仕事に取り組んでもらいたいという思いが込められているのだという。

 

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