こんにちは。ひとりで.comです。
以前、Excel(エクセル)をGoogleスプレッドシートにアップロードする方法について紹介しましたが、今回はその逆、GoogleスプレッドシートをExcel(エクセル)に変換する方法について紹介したいと思います。
GoogleスプレッドシートをExcel(エクセル)としてダウンロードする
【目次】
1.スプレッドーシートをエクセルにダウンロードする方法
2.ダウンロードできるファイルの種類とその特徴
3.変換時における注意事項
1.スプレッドーシートをエクセルにダウンロードする方法
Googleスプレッドシートは非常に便利ですが、まだその浸透率がそこまで高くなく、会社によっては、クラウドソフトは利用不可という企業も少なくないかと思います。特に大手企業はその傾向が強いようです。
従って、ファイルを送付するときにもGoogleスプレッドシートをそのまま共有することができずに一度Excel形式に変換してから添付ファイルにてメール送付するという事が出てくるかと思います。
変換するのは非常に簡単です。
[メニュー]から[ファイル]を選択し、[形式を指定してダウンロード]を押します。すると、いくつかのファイル形式が出てきますので、Excelに変換したい場合は[Microsoft Excel (.xlsx)]を選択します。
そして、Excelのアプリケーションでダウンロードしたファイルを開けば無事完了となります。
2.ダウンロードできるファイルの種類とその特徴
先に表示させた画像の中で、Excel以外にも複数のファイル形式があったと思いますが、それぞれについて簡単に説明したいと思います。
(1)Microsoft Excel (.xlsx)
こちらは皆さんご存知、Microsoft社が提供するExcel(エクセル)ファイルの形式です。
(2)Open Document 形式 (.ods)
OpenOffice.org の Calc や Google Docs などのスプレッドシート アプリケーションで使用されている OpenDocument スプレッドシート (.ods) 形式です。
(3)PDFドキュメント (.pdf)
Portable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)の略で、主にデータの閲覧に使うファイル形式です。
(4)ウェブページ (.html , zip圧縮)
.htmlというウェブページ用のファイルに変換できます。シートが複数にまたがる場合は、Zip形式という圧縮(ひとつのファイルに複数のファイルが入っている)形式によって変換されます。
(5)カンマ区切りの値 (.csv, 現在のシート)
Comma-Separated Valuesの略。データ形式およびファイル形式の一つで、項目をカンマ(”,”)で区切って列挙したもの。CSV形式は1シートしか認識できないため、変換の対象となるのは、いま選択されているシートのみとなる。
(6)タブ区切りの値 (.tsv, 現在のシート)
Tab-Separated Valuesの略。データ形式およびファイル形式の一つで、項目をタブで区切って列挙したもの。TSV形式は1シートしか認識できないため、変換の対象となるのは、いま選択されているシートのみとなる。
3.変換時における注意事項
以下の点は、ファイルを変換する際に不具合が発生する可能性がありますので、ダウンロードした際に実際のファイルを確認してから添付・共有するようにしてください。
(1)印刷範囲の設定
Googleスプレッドシートの際に設定した印刷範囲はExcel(エクセル)等にダウンロードした際にはずれてしまっている可能性があります。互換性があると言っても開発している会社が異なるため、100%互換性があるわけではありません。印刷範囲は、よく変更されてしまうので、必ず変換後は実際のExcelファイルにて確認してください。
(2)リンクの設定
Googleスプレッドシート内にリンクを貼り付けている場合。それが一般的なウェブページやURLであれば問題ないですが、別のスプレッドシートのリンクを貼り付けている場合、本来スプレッドシートが使えない人に共有するためにExcel等に変換していると思いますので、そのままのリンクでは共有先の方には利用できない可能性が高いと考えられます。従って、スプレッドシートの内部に別スプレッドシートへのリンクがないかは確認するようにしてください。
(3)特殊なアドオンの反映
もし、特殊なアドオンをGoogleスプレッドシートに入れている場合、ファイル変換後のExcel(エクセル)ではうまく動作しない可能性が高いと考えられます。