こんにちは。ひとりで.comです。
今日は、WEEKNUM関数という「週」に関するExcel関数を紹介したいと思います。
WEEKNUM関数で何週目かを数式で出す
【目次】
1.いま何週目かを導く
2.Microsoftでの関数の使い方の説明
3.WEEKNUM関数の使い方
1.いま何週目かを導く
週別の営業売上数値や、日別の売上げデータなど、日付とセットで数値を使って表などを作っている際、その日付が1月1日から換算して何週目なのか…という数値が必要になってくることがあるかと思います。
また、目標設定などでも、年間の売上を月で12分割することもあれば、週で分割することもあるかと思います。そういった際に、いったい今が何週目なのか、あるいは売上があがった日が何週目なのかがすぐわかると便利でしょう。
そんな時に使えるのが、WEEKNUM関数です。
2.Microsoftでの関数の使い方の説明
WEEKNUM関数はMicrosoftのサイトでは以下のように説明されております。
【説明】
特定の日付が第何週目に当たるかを返します。 たとえば、1 月 1 日を含む週がその年の最初の週で、第 1 週になります。
この関数で使用されるシステムには、次の 2 種類があります。
システム 1 1 月 1 日を含む週がその年の最初の週であり、第 1 週です。
システム 2 その年の最初の木曜日を含む週がその年の最初の週であり、第 1 週です。 このシステムは、ヨーロッパ式週番号システムと呼ばれる、ISO 8601 に規定されている方式です。
=WEEKNUM(シリアル値,[週の基準])
WEEKNUM 関数の書式には、次の引数があります。
シリアル値 必ず指定します。 日付を指定します。 日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 たとえば、2008 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE(2008,5,23) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
週の基準 省略可能です。 週の始まりを何曜日とするかを数値で指定します。 既定値は 1 です。
3.WEEKNUM関数の使い方
では実際にどのように使うのかについて見ていくことにしましょう。
以下のような表があったとします。C列にそれぞれの日付が何週目なのかをWEEKNUM関数を用いて数値化していくことにしましょう。
1月1日が第一週となるので、「1」になるはずです。
=WEEKNUM(B3,1)
と入力することによって、当該日付が何週目かを算出することができます。
※週の始まりを何曜日にするかを第二引数で決定することができます。
第二引数 | 曜日 |
1 | 日曜日 |
11 | 火曜日 |
12 | 水曜日 |
13 | 木曜日 |
14 | 金曜日 |
15 | 土曜日 |