[基本編]条件付き書式の使い方 – Google Spreadsheet ( スプレッドシート ) –

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート3
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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は、Googleスプレッドシートでの条件付き書式の設定方法について説明したいと思います。

Googleスプレッドシートで条件付き書式を設定する

 

【目次】
1.条件付き書式とは?
2.設定方法
3.単一色とカラースケールの違い

 

 

1.条件付き書式とは?

条件付き書式とは…

特定の条件(特定の単語や数字を含むなど)を満たしたときにセル、行、列のテキストや背景の色が変更されるように、書式を設定することができます。

例えば、テストの結果で平均点以上の人に色付けする、30点未満の人を赤い文字色で表す、売上が前月と比較して下がっている箇所に色付けをする…など、指定した条件に従って、セルのテキスト、背景の色を変更することができます。

 

この条件付き書式の設定方法をマスターすると、表現方法がぐっと増します。なので、絶対にこの設定方法についてはマスターするようにしておきましょう。

 

 

2.条件付き書式の設定方法

それでは、設定方法について見ていくことにしましょう。今回の例では、テストの平均点を例にとって見ていくことにします。

以下の様な表があったとします。こちらの表の各科目ごとに平均点を下回る人の得点のセルの背景と文字色を赤にしたいとおもいます。

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート1
条件付き書式設定 Googleスプレッドシート1

 

 

設定したい範囲(まずはこの場合、B3からB9まで)を範囲選択した状態で、[メニュー]から[表示形式][条件付き書式]を選択します。

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート2
条件付き書式設定 Googleスプレッドシート2

 

 

設定するのは、主に3箇所になります。

(1)どの箇所に条件付き書式を設定するか?
(2)どういった条件で設定するか?
(3)条件に当てはまった箇所をどうするか?

です。

 

上記例を取ると、以下の様な設定になります。

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート3
条件付き書式設定 Googleスプレッドシート3

 

 

範囲に適用:B3からB9までの範囲

セルの書式設定の条件:次より小さい(=AVERAGE(B3:B9)

書式設定のスタイル

 

上記のように設定をすると、平均点以下の得点のセルが変わります(条件付き書式の設定を変更している最中にも即時でその条件に当てはまるセルが変化しますので、自身が設定している条件が間違っていないかを確認しながら進めるようにしてください)

 

 

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート4
条件付き書式設定 Googleスプレッドシート4

 

 

以上で基本的な設定方法の説明は完了です。

 

 

3.単一色とカラースケールの違い

 

ひとつここで説明を追加でしたいと思います。設定方法のところで[単一色]と[カラースケール]というものがあったかと思います。

  • 単一色: [セルの書式設定の条件] で、ルールを適用する条件を選択します。[書式設定のスタイル] で、条件を満たしている場合のセルの表示方法を選択します。
  • カラースケール: [プレビュー] でカラースケールを選択します。次に、最小値と最大値、中央値(省略可)を選択します。値のカテゴリを選択するには、下向き矢印 下矢印 をクリックします。

 

[単一色]は指定した条件に当てはまるもには同じ書式設定を適用する、というものです。
[カラースケール]は例えば、点数が高い方から順番に色が薄くなっていく…といったようにグラデーションに設定する、というものです。

 

 

カラースケールについて、上記の英語のテスト結果で見ていくことにしましょう。
以下のように、最大値を濃赤に設定し、最小値を薄い赤に設定します。

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート5
条件付き書式設定 Googleスプレッドシート5

 

すると、実際の表は以下のように背景色が変化します。

条件付き書式設定 Googleスプレッドシート6
条件付き書式設定 Googleスプレッドシート6

 

これがカラースケールです。

 

 

どうでしたでしょうか?条件付き書式の基本的な設定方法について理解頂けたでしょうか?次回以降、どこかで、もう少し踏み込んだ応用編を説明していきたいと思います。