こんにちは。ひとりで.comです。
SUMIF関数の発展形である、SUMIFS関数について学んでいきましょう。SUMIF関数では、ある条件式に当てはまる合計値を算出するものでしたね。しかし、この条件が複数あったらどうでしょうか? そんなときにSUMIFS関数を使うことができます。
2つ以上の条件に当てはまる場合の合計値を算出するSUMIFS関数
Microsoftの説明では以下のように記されております。
SUMIFS 関数 (数学/三角関数の 1 つ) は、複数の検索条件に一致するすべての引数を合計します。 たとえば、(1) ある 1 つの郵便番号区域に所在しており、(2) 利益が特定の金額を超える、国内の販売店の数を合計するときなどに、SUMIFS 関数を使います。
SUMIFS関数を用いた具体例
例えば以下のような例に基づいてSUMIFS関数の活用例を見ていくことにしましょう。
以上のような表があるとします。各支店の月別 / サービス別の売上高が並んでいます。例えばここから、2016年7月のサービスCの売上の合計(支店はどこでも良い)合計値をH3のセルに計算式を用いて表すにはどのようにすれば良いでしょうか??
上記の例に当てはめて考えてみると、まず文章だけで記述すると以下の様な数式になるはずです。
もし、C3からC15までの間のセルの値が”2016年7月”だったならば、かつ、もしD3からD15までの間のセルの値が”サービスC”だったならば、E3からE15までのセルの数値を合計する。
とならなくてはなりません。ではこの数式をどのように入れていけば良いでしょうか?
=SUMIFS(E3:E15,C3:C15,”2016年7月“,D3:D15,”サービスC”)
上記のような計算式を入れます。SUMIFS関数では…
=SUMIFS([合計範囲],[範囲1],[条件1],[範囲2],[条件2])
と指定する必要があります。複数条件を元にした合計値の算出はいろんなシーンで必要とされるため、SUMIFS関数の使い方については、よく覚えておいてください。もちろんExcel内にてどのような数式にすればよいかのヒントやレファレンスもあるので、完璧に覚えておく必要はないですが、どういう仕組なのかという基本部分について覚えておいてください。