[林先生が驚く初耳学] 大ヒット居酒屋きっかけの初耳学 – 2017年6月18日

林先生が驚く初耳学
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年6月18日放送の林先生が驚く初耳学は「大ヒット居酒屋きっかけのきっかけの初耳学」と題して現在の居酒屋のブームを見るだけでいまの流行がわかる!

 

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大ヒット居酒屋きっかけの初耳学

 

2017年は居酒屋氷河期と言われ、大手居酒屋チェーンが次々と閉店。あらたにオープンしても2年半でその半数が閉店すると言われる。

 

しかし、顧客のニーズを掴んで大ヒットを生み出している居酒屋がある。

 

東京西新宿にあるFIRE CAMPという居酒屋は、平日なのに超満席で女性客が多く来店している。多くの女性客をとりこにしている商品が

ベーコン エクスプロージョン

というBBQ料理の王様。

 

ベーコンエクスプロージョン
ベーコンエクスプロージョン

 

実はいまこのような肉バルのお店が人気。これまで居酒屋といえば揚げ物が定番だったが、自ら焼いてヘルシーに楽しめる肉バルが現在人気を博しているのである。

 

 

一方、別の秘策で女性の胃袋を掴んでいる居酒屋もある。それが「ほぼ新宿のれん街」。新宿から少し離れた代々木にあり、古民家を改装して作られているから「ほぼ新宿のれん街」と命名されている。

その中でも注目なのが泡包シャンパンマニアというお店。女性をターゲットにシャンパンと餃子の組み合わせがうけている。

 

 

大ヒットの理由に専門家が驚く居酒屋:第3位

 

東京23区を中心に20店舗を展開する四十八漁場。注目は四十八という数字。

居酒屋と言えば、良く食べる人気の魚を1年中売りにするのが通常であるが、四十八漁場では、その魚の発注が超ざっくりで独特なのである。

四十八漁場では、魚の種類ではなく、赤白青の色で発注している。すなわち、赤身の魚、白身の魚、青身の魚という色の分類で旬の魚を仕入れるようにしているのである。

魚種で指定したとしても結果としてその日の漁獲に応じて必要な魚種が揃わない可能性があり、さらに旬外れのものがどうしても出てきてしまう。それであれば、魚種に関わらず、新鮮な魚を食べてもらう方がより美味しい魚を提供できると考え、この方式をとっているのである。

 

さて、ここで初耳学。漁業関係者が気にする48という数字。これが我々の将来に大きく影響してくる危機的な数値なのであるが、この48とは一体どんな数字なのでしょうか?

 

 

これは、2048年問題とも言われているが、2006年に科学専門誌「Science」に発表された論文で、それによると2048年までに魚介類が壊滅してしまうのではないかという内容がそこには記載されていた。過去50年間の海洋調査で魚群記録を解析したところ、世界で捕られた魚種の29%の漁獲量が10分の1に減少していたのです。

この漁獲量の減少には、プラスチックの存在も大きな影響を与えていると言われており、現在毎年800万トン以上のプラスチックが海に放出されていると言う。プラスチックは土に変えることが難しく、このプラスチックの存在が魚の存在を脅かすのではないかと考えられている。

 

 

大ヒットの理由に専門家が驚く居酒屋:第2位

 

東京日本橋にある「北海道八雲町」という居酒屋。食材の全てが八雲町産。北海道八雲町 は、人口1万7千人ほどで面積は956k㎡の小さな街。

この北海道八雲町という店名は、八雲町自治体公認の店名なのである。これまでも八雲町の食材は市場に出回っていたのであるが、今までは「北海道産」の一部として取り扱われており、八雲町の名前が前に出ることはほとんどなかった。

しかし、八雲町の公認ということになれば、この店に美味しい食材が優先的に流通し、それを食べたお客さんがリピーターとなり人気となる、という仕組みとなっている。これが地域ブランドを構築して大ヒットとなった要因である。

 


※この北海道八雲町 を運営するファンファンクションという企業は、自治体公認アンテナショップ居酒屋としてカンブリア宮殿でも2017年4月に取り上げられています。その時の内容は以下を参照ください。


この仕組みはファンファンクションの合掌智宏社長の実体験に基いている。

合掌社長の幼なじみが転勤で八雲町に行き、そこの食材を送ってくれた。その町の名前を初めて聞いて食材に感動し、今の仕組みに至ったのだという。

 

中でもおすすめの食材が「ナガヅカ」という食材。見た目がグロテスクなため、加工専用として扱われていたが、脂のノリもよく、北海道八雲町の店舗では非常に人気となっている。

 

 

そして、この取り組み…全国の市区町村から注目が集まっているというのです。それはなぜでしょうか?

 

こうした知らない街を知ると、近年お客さんが取る行動として、ふるさと納税を調べる…という事がある。今の時代、街の魅力が伝わるとふるさと納税という制度を活用して、直接的に自治体の税収が増えるのである。単なる居酒屋に見えて、実は町おこしに直結する要素があるのである。



 

実際に、北海道八雲町の場合、2009年の居酒屋オープン時は150万だったふるさと納税での税収は、その後居酒屋の盛り上がりとともに右肩上がりに増え、2016年のふるさと納税額は11億4,600万にもなっているというのです。

 

北海道八雲町 ふるさと納税
北海道八雲町 ふるさと納税

 

 

これに、全国の市区町村が注目しており、北海道八雲町以外にも、佐賀県三瀬村、北海道厚岸、長崎県小値賀町といったところも自治体公認のアンテナショップとしてファンファンクション が運営を行っている。

 

 

大ヒットの理由に専門家が驚く居酒屋:第1位

平均点では勝てない時代にひとつの食材で勝負することで、自社の強みを活かす戦略をひく居酒屋がある。それが、東京・大阪・京都などに13店舗を展開するSABARである。

 


※SABARについては、2017年1月に夢職人という番組で紹介されました。そちらの記事は以下参照。


 

この居酒屋のたったひとつの食材とは「サバ」である。サバは全国を回遊し、寒い地域で脂を蓄え、産卵のために南下してくる。東北で水揚げされるサバは、「戻りのサバ」と呼ばれ質が良いことで有名である。SABAR で取り扱うサバは青森沖と三陸沖で採れるものを扱っているのである。

 

サバの仕入れ初日は新鮮な刺し身で提供し、翌日以降余ったサバは揚げ物などで調理することによって余すところなく使うことができる。原価率をいかに下げるかということが飲食店では非常に重要でサバだけに食材を絞ることでそれを実現できているのである。

 

 

サバに関する初耳学として出題されたのが…サバがいまの「鯖」という漢字で表現される前はどういった漢字で表されていたのでしょうか??

 

その答えは…「小歯」もしくは「狭歯」である。サバは、歯が小さく、このような字で表現されていたのだという。この小さいという字は、他の魚にも使用されており、例えば、目が小さい「小目」と書いて「サメ」と読み、お腹が小さい「小腹」と書いて「サワラ」と読むのだという。

 

 

更にサバ関連の初耳学として…「鯖街道」についての問題。鯖街道とはどこからどこの地域を結んでおり、なぜ鯖街道という名称がついているのか?

 

この問題に関する回答としては、サバが有名な地域といえば福井県の若狭湾小浜。そこで捕れたサバを京都に運ぶ。京都までの距離はおよそ72キロほどで1日くらい当時はかかった。塩漬けにするとちょうど良い感じで締まる形になっている。

 

鯖街道
鯖街道

 

 

 

 

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第3位:徳川将軍の裏の教えが学べる旅

花園ICから一般道で約1時間。その場所は、秩父。年間観光客数は高尾山の250万人を凌ぐ900万人。午後から出かけても満喫できる近さで食事から大自然までを楽しむことができる。

 

美の山の山頂から眺める事ができる大雲海は都心から90分で見られるとあって、注目が集まっている。そんな中でも知的好奇心を満たすスポットが、秩父の総鎮守である秩父神社にある”三猿”である。

三猿と言えば、日光東照宮の”見ざる 言わざる 聞かざる“が有名であるが、秩父神社の三猿は”よく見て よく聞いて よく話そう”のお元気三猿と呼ばれるものがある。

 

秩父 三猿
秩父 三猿

 

この秩父神社の三猿は日光東照宮とどんなつながりがあるかと言うと…秩父神社の御社殿が戦国時代に戦火で焼けてしまった折に徳川家康公が寄進したという。その後5代将軍徳川綱吉が装飾を付け加えたと言われている。

 

 

車の旅につきものなのが、渋滞。頻繁に発生する各所での自然渋滞には、発生する理由があると言う。例えば、中央道小仏トンネル付近…トンネルの入り口では視界が暗くなり、圧迫感を感じることから車は減速するため、後続車もブレーキを踏み、渋滞が発生する。

また、圏央道海老名JCTでの渋滞では、車の合流地点で安全な車間距離を保つために減速を行う。結果、スピードが落ち渋滞が発生するのである。

 

では…関越道の花園ICで渋滞が発生する理由は何でしょうか?

 

花園ICは、ちょうど下り坂から上り坂にかわるV字形の地形となっており、この部分をサグ部と呼ぶ。このサグ部にて、運転手が上り坂に気づかず自然と速度低下に陥るために渋滞が発生するのである。

 

 

第2位:79店舗の隠れ名物

埼玉県はスーパー銭湯の激戦区で様々な特徴を持っている。ハイブリッドスーパー銭湯とも呼ばれる銭湯の中でも注目なのが、以下の店舗である。

おふろCafe bivouacでは、スーパー銭湯×キャンプというコンセプトで、お風呂とグランピングとキャンプが楽しめる施設となっている。

おふろの王様 志木店では岩風呂や壺湯、寝湯など18種類ものお風呂が用意されている。岩盤浴で身体を温めた後アイスルームと呼ばれる10度前後に保たれた部屋で岩盤浴と交互に利用することによって広がった血管を収縮させ、肌の活性化が期待できるのだという。

熊谷天然温泉 花湯スパリゾートは、敷地面積関東最大級の7,200坪あり、本格的な日本庭園を眺めながら広大な露天風呂を楽しむことができる。夜はライトアップされ、別の表情を楽しむことができる。

 

 

 

第1位:上野動物園を上回る来場者数!動物テーマパーク

川越ICから一般道で15分ほどの場所にあるサイボクハム。年間400万人が訪れる日本唯一の豚のテーマパークで、豚肉の直営販売がメインの商業施設である。

 

サイボクハム
サイボクハム

 

この施設の人気の理由は、独自に品種改良を重ねたブランド豚「ゴールデンポーク」を販売しているからである。このゴールデンポークはドイツで行われている国際食品品質コンテストで19年連続金メダルを獲得している。

今でこそ、イベリコ豚やTOKYO Xなどといったブランド豚が見受けられるようになったが、ゴールデンポークはそのブランド豚の先駆け的存在なのである。

 

 

 

埼玉県民のために作られた鉛筆がある?

 

埼玉県には、県民のために作られた珍しい鉛筆があるという。それは…10Bの鉛筆である。10Bというのは、鉛筆の濃さを表しているが、通常は2B程度が濃いとされる。埼玉県では、字をキレイに書いてもらうために硬筆展というのが毎年実施されており、よりキレイに字を書いてもらうために、10Bの鉛筆が作られているのだという。