こんにちは。ひとりで.comです。
2017年10月22日放送のがっちりマンデーは「ジーユー儲かるウラ側にテレビ初潜入!ユニクロとはちょっと違う!安さの秘密とは!?」と題してGUの社長、柚木 治さんが登場。
※GUについては、2017年9月のガイアの夜明け、林先生が驚く初耳学でも特集されています。
[ガイアの夜明け] ( イオンスタイル / GU / メガネスーパー ) 便利で快適!買い物革命 – 2017年9月26日
ジーユー儲かるウラ側にテレビ初潜入! ユニクロとはちょっと違う!安さの秘密とは!?
ユニクロの別ブランドGU
GU はユニクロを運営するファーストリテイリング社の別ブランド。いまやその店舗数は374店舗、年間売上は約1,900億にものぼる。その成長速度はユニクロ以上。その秘密を徹底解剖。
GU の特徴のひとつが、その安さ。ユニクロの半額の商品も多く取り揃えている。さらにもうひとつの特徴としては、ユニクロでは、高機能・高品質のベーシック商品を取り揃えているが、GU では、トレンドを踏まえたファッションアイテムを提供している。
このトレンドアイテムを扱うことに安さの秘密がある。ユニクロの場合、高品質な商品を多く抱えて在庫を切れないようにしているため、コスト高となりがちだが、GU の場合は、トレンドアイテムを短期間で売り切る戦略をとっているため、コストの節約ができているのである。
さらに、お店でも徹底的な効率化を図っており、GU の店舗の商品はほとんどがハンガー掛けとなっており、服を畳む手間を省いている。さらに、国内175店舗でセルフレジを導入しておりレジのコスト削減を行っているのである。
最先端のトレンドを入手するための秘訣
GUでは、最先端のトレンドをいち早く入手するために、ロンドンにスタッフを派遣。そのロンドンスタッフが今の流行や来年のトレンドをリサーチし、本社スタッフにレポートすることで、常にトレンドを逃さないようにしている。
デザインが決まれば、試作品づくりに取り掛かる。何度も試着を重ね、海外のデザインを日本人サイズに合わせることで日本でも売れる商品を作り上げていくのである。
そしてGU の中で一番重要な会議が、各色検討会という会議である。各アイテムの責任者が作りたい商品と数量をプレゼンするのである。GU の会議で最も重視されるポイントが作る数である。トレンド商品を扱っているため、流行の商品はバンバン売れるが、ブームが去ったら急激に売れなくなってしまうという特徴を持っている。そのため、需要と供給をどのように読み切るのかが重要となるのである。
柚木社長の現場主義
次々と新しい商品が出るGU ではおしゃリスタというお客さんにあった商品の提案を行うスタッフがいる。
GUの柚木社長、かつては世界各地の油田などを飛び回っていた商社マンだった(伊藤忠商事出身)。すなわち、ファッションのプロではない。そこで、いろんな人から情報を集めたうえで方針を出すスタイルをとっているというのである。
現場視察は、事前に連絡せずにふらっと訪れることが多いのだという。店舗の中を見て、お客さんが集まっている場所はどこなのか…を見ているのだという。売上データだけではわからない現場の温度を確かめている。それによって、今のおしゃれな人がどんなアイテムに注目しているのかを肌で感じている。
週に1度は店舗への視察を行い、現場の情報を仕入れているのである。